開札日・東京地裁立川支部・
今日は、東京地裁立川支部の開札日です。
今回の期間入札は、戸建・マンション合計47件でした。売却が38件、取下・不売により売却されなかった事件が9件でした。落札者の属性は、法人が32件、個人が6件です。法人の落札者が84%です。
売却基準価額を下回る価額で売却された物件が8件ありました。
ちなみに、前回(1月22日)の立川支部の開札では、法人が33件、個人はわずか1件で、個人の完敗でしたから、個人落札者の比率は少し上昇しました。
法人の多くは不動産業者です。不動産業者が落札すると、いずれ転売されます。したがって競売は、業者が仕入に使っている卸売市場といえます。
個人で入札に参加される方も増えています。しかし、落札までは至っていません。こうした苦戦している、個人の方に「落札のコツ」をアドバイスします。
個人の方が落札できない理由は、次の問題にあると考えられます。
@ 閲覧開始日から入札締切りまで3週間以内に決心しなければなら ないこと。
A 価額情報の分析が十分でないこと。
上記の問題点を解決すれば、落札できます。
@については、閲覧開始日前に落札したい物件のターゲットを明確にしておきましょう。
締切りのある競売は時間との勝負です。中古流通物件のように、不動産屋をいくつも巡って物件を選び、オーナーとの値下げ交渉をしてから判断する、といった悠長な感覚ではチャンスを逃します。
信頼できるサポート業者のアドバイスを受けて落札を勝ち取ってください。
Aについては、3点セットの読込みと中古市場の「小売値」の分析が必須です。
市場価額からスタートし、競売特有の物件の難を入札価額に反映させていきます。
売却基準価額からスタートしたのでは、価格決定プロセスは当該物件の内在価値をグルグル回りすることになります。
この点については、当社セミナー(2月23日)で解説します。
(HPから申込ページに入れます https://www.zennichi.net/m/okano/index.asp)
<安心の落札・不動産競売流通協会の岡野不動産>
当社の「競売サポート契約」は、@三点セットの情報を基に入念な現地調査を行い、A近隣類似物件との比較、B法令・裁判例などの情報等を総合して、投資対象としての適否・優劣、落札可能価額、予想利回り等を提示しています。
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