2013/02/21 16:12:21

開札結果 ・東京地裁 本庁・

 今日は、東京地裁本庁の開札日です。


 今回の期間入札は、土地・戸建・マンション合計47件でした。売却が39件、取下により売却されなかった事件が8件でした。


 落札者の属性は、法人が33件、個人が6件です。法人の落札率は85%です。売却基準価額を下回る価額で売却された物件は1件でした。
 ちなみに、前回(1月22日)の本庁の開札では、法人の落札率が88%です。法人優位が続いています。
 
  法人の多くは不動産業者です。不動産業者が落札すると、いずれ転売されます。


 したがって競売は、業者が仕入に使っている卸売市場といえます。個人は法人が転売した物件の買主です。


 先日民事執行センターに行きましたところ、入札書きの提出や3点セットの閲覧をする個人の方を多く見かけました。


 当社への問合せや競売セミナーの参加希望者も増えています。そして、個人で入札に参加される方も増えています。



 しかし、開札結果をみると落札までは至っていません。こうした苦戦している、個人の方に「落札のコツ」をアドバイスします。


 個人の方が落札できない理由は、次の問題を解決できていないことにあると考えられます。



@ 閲覧開始日から入札締切りまで3週間で決心しなければならないこと。
A 価額情報の分析が十分でないこと。
 
上記の問題点が解決できれば、落札することができます。


@については、閲覧開始日前に落札したい物件のターゲットを明確にしておきましょう。


 閲覧開始から入札締切りまで3週間しかない競売では、時間との勝負になります。中古流通物件のように、不動産屋をいくつも巡って物件を選び、オーナーに値下げ交渉をしてから判断する、といった悠長な感覚ではチャンスを逃します。


 信頼できるサポート業者のアドバイスを受けて落札を勝ち取ってください。


 Aについては、3点セットの読込みと中古市場の「小売値」の分析が必須です。


 中古流通物件の価格を起点にして、当該競売物件が有する難点を入札価額に織込みます。


 売却基準価額を起点にしたのでは、価格決定は物件の内在価値をグルグル回りしてしまいます。


 落札は依頼人と当社とのチームプレーです。


 一緒に落札を勝ち取りましょう。


<安心の落札、競売サポートは岡野不動産合同会社>
★ 当社では、安心の落札をモットーに入口(3点セットの分析)から出口(引  渡し)まで、トータルにお手伝いしています。






会社概要

会社名
岡野不動産(同)
カナ
オカノ フドウサン ゴウドウカイシャ
免許番号
東京都知事免許(3)0094547
代表者
岡野 直行
所在地
1660003
東京都杉並区高円寺南4丁目44−14平野ビル301号
TEL
代表:03-5929-7021
FAX
代表:03-5929-7051
営業時間
9:00〜18:00
定休日
日・祝
最寄駅
中央線高円寺
徒歩2分
メール送信はこちら
ログイン
 


このページのトップへ