2013/12/16 18:15:37
破錠内部確認 ・落札後・
当社がサポートして、顧客が落札した物件の現在の占有状態の確認をしました。
この物件は、裁判所の記録(3点セット)では賃借人が占有しています。通常であれば、賃貸契約の更改で臨みます。だいたいは契約更改になり、入札参加時の目論見通り、客付け済の物件として顧客に引渡します。
他方、退去(引越し)済のときは、鍵の所在を探索します。賃貸管理の不動産業者が所持していることもありますが、所有者に返却されてしまっていることもあります。かぎの所在不明のときには、破錠して中に入ります。
今回は、後者です。建物管理会社から、玄関オートロックのかぎを借りて、鍵の業者と建物前で待ち合わせです。
作業時間約30分で室内に中に入れました。
オートロック兼用の鍵は、シリンダーを注文生産するので、納品まで約1ヶ月位かかります。
それまで暫定的に番号錠を利用します。
なお、占有者との連絡がつかず、かつ、生活用動産を置くなどして占有を続けている場合には、引渡命令(強制執行)の申立をしなければなりません。手続きが簡素化されたとはいえ、一定の時間がかかります。
<最高品質のサポート、安心の落札は岡野不動産合同会社>
かつて当社で落札した物件でも無反応の旧賃借人が占有を続けたことがあります。書留は受取らないし、挨拶のためにインターホン押しても留守を装いました。親は賃料払うと申出ましたが、私はこういう人は嫌いなので退去してもらいました。もちろん、居座った期間の賃料相当の損害金はいただきました。
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