これはひどい、ほったらかしだ
知人から相談がありました。
「所有しているマンションの賃貸募集を駅前の不動産屋に依頼しているが、2年近く空いたままになっている。」 とのことです。
貸せないのには理由があるはずです。
当社で調査したところ、物件のかぎを預けている駅前不動産屋は、レインズには掲載しているものの、そこには、必須項目だけで、間取図も写真もありません。
また、この駅前不動産屋は、客付け業者や消費者のアクセス可能なサイトへの広告は一切していませんでした。
賃貸では客付け業者はレインズよりもATBBサイトをチェックしていますし、消費者であれば(レインズは閲覧できないので)消費者向けの各サイトや不動産会社のHPを手がかりに物件を探索します。
この駅前不動産屋は、私の知人からかぎを預かっているのですから、事実上の元付けです。
元付けはオーナーのことを第一に考えるべきですが、これではほったらかしです。
おそらく自社来店客にのみ紹介可能な在庫として抱えておき、運良く決まれば入居者からは仲介手数料を徴収し、オーナーには広告料を請求しようと目論んでいるのでしょう。
これでは自社の利益を追求しすぎで、顧客利益はほったらかしです。
同じ建物から他に2つの部屋が募集中です。残念ながら、知人の物件は競争に劣後してしまっています。このマンションで募集条件が3番目で、かつ、駅前不動産屋の店頭以外では、誰の目にも触れない状態で募集するのは厳しいです。
全ての賃貸物件オーナーの希望は、早期に賃貸成約させることです。そのためのポイントは、
1.入居者さんの希望に近い物件であり、かつ、初期負担が抑えられていること
2.客付け業者が顧客に紹介したくなるインセンティブがあること
です。
上記1.の前段は、物件の設備や内装、条件、近隣の状況を写真を使って詳しく伝えることです。後段は、価格設定です。
2.については、有力な客付け業者に広告してもらうためのコストです。
知人には、宅建業法の規整を説明し、早期成約を実現するための提案をしました。さっそく、当社元付けにて、募集のご依頼をいただきました。
<最高品質のサポート、安心の落札は岡野不動産合同会社>
当社では、早期に募集が成功するプランを提案しています。
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