2014/05/02 10:31:57
平成25年(ケ)第930号(横浜) ・ジャンク物件・
今日は、横浜のジャンク物件についてコメントします。
物件は横浜市営地下鉄吉野駅3分の商業地にあるマンション2階のワンルーム(33.4平米)です。
売却基準価額は2万円です。
築42年経過していますが、古いからジャンクではありません。
ジャンクな理由は、管理費・修繕積立金の滞納が多く、それが評価額を超えているためです。
このために備忘価額として物件1・2それぞれに1万円がつけられ、合計2万円が売却基準価額になっています。
滞納金の額は現況調査報告書、評価額は評価書に記載されています。
さて、ここからです。
ジャンク物件の落札者は、滞納金の減免交渉をします。交渉できなければ保証金(4千円)流すだけです。
だから入札価額は交渉権獲得のための価額です。だいたい数百万円にはなります。
10万円とかのお小遣いで買えるマンションは存在しません。
10万円とかでジャンク物件の入札を考える人(≒ジャンキー)は、開札結果を見て、いくらの売却基準価額のものがいくらで落札されているか、その物件と同類の中古流通価格を調査しましょう。
地道な努力もせずに、目に留まったジャンク物件の3点セットをみて、タダだから981の無料「お問い合わせ」するひとは、ジャンキーです。
当社では、ジャンク物件の入札サポートはしていません。
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