2014/07/04 12:26:02

平成26年(ヌ)第44号事件(2) ・持分で(ヌ)・

昨日の続きです。
物件は入谷駅6分(鶯谷駅も利用可)の3DK(57u)築34年です。売却基準価額は、286万円です。


なぜ共有持分権(1/3)のみが競売の対象になったのでしょうか。


抵当権は価値権といわれます。このため、金融機関が不動産に抵当権を設定する場合には、権利(価値)のすべてを把握します。


抵当権の実行により競売となる事件は、符号が(ケ)となります。


これに対し、不動産に対する強制執行としての「競売」(民事執行法43条1項)の場合には事件符号は(ヌ)となります。


本件は、平成26年(ヌ)第44号事件です。



(ヌ)事件では、不動産の所有者(債務者)が先行する民事訴訟で敗訴した結果、勝訴債権者がその確定判決を「債務名義」(同22条)として、競売を申立てるケースがほとんどです。


このため、本件のように不動産の一部(敗訴債務者の共有持分)のみが競売対象となることがあります。


また(ヌ)事件では、債務名義を有する勝訴債権者が、敗訴債務者に対して心理的圧迫をかけて履行を促す目的で競売を申立てている場合もあります。


現況調査報告書をみます。


共有持分権者(A)は、管理費・修繕積立金の滞納はありません。お金がないということではないようです。


債権者は、債務者・共有持分権者(A)に心理的圧迫をかけているようです。



債務者が弁済すれば、本件競売事件を申立てた債権者は満足して競売を「取下」ます。


実際(ヌ)事件では「取下」となることが多いです。


ちなみに、入札参加者の手続きは(ケ)、(ヌ)どちらの事件でも同じです。


<最高品質のサポート、安心の落札は岡野不動産合同会社>
競売サポートは、民事法(民法、民事訴訟法、民事保全法、民事執行法、民事調停法など)の解釈に詳しい業者に依頼すると安心です。








会社概要

会社名
岡野不動産(同)
カナ
オカノ フドウサン ゴウドウカイシャ
免許番号
東京都知事免許(2)94547
代表者
岡野 直行
所在地
1660003
東京都杉並区高円寺南4丁目44−14平野ビル 301
TEL
代表:03-5929-7021
FAX
代表:03-5929-7051
営業時間
9:00〜18:00
定休日
日・祝
最寄駅
中央線高円寺
徒歩2分
メール送信はこちら
ログイン
 


このページのトップへ