円高
GWの間に一段と円高が進みました。
日銀の金融緩和がなく、アメリカでは景気回復の鈍化により金利引上げが遠のいたことで、日米金利差の拡大を期待できなくなったからです。
また、世界経済も中国経済の変容で、景気停滞が見込まれます。このため、世界中で金融緩和基調が続きます。
★円だけが(金融緩和で)安くなる環境にはありません。各国の金融緩和に対しは、その効果が期待できるか、疑問です。
中国は先進国になる前に労働人口が減少に転じてしまった最初の例です。
個人金融資産の蓄積が不十分で、国の制度が成熟してないなかで社会保障を充実させなければなりません。
★ほとんど通常そういうことはできません。
結局、均衡するまで為替相場が調整弁となります。したがって、方向は円高にならざるを得ません。
★為替介入(近隣窮乏化策)は嫌われますし、永久に続けることはできません。
円高に進むと日本企業の海外子会社の利益は(円に引き直すときに)目減りします。観光客も来日コストが高くなるので増えません。
規制改革で内需を刺激したいところです。
しかし、改革に関する情報の環の内側にいる既得権益勢力の巧妙なロビー活動により、情報の環の外側の新規参入者には内需を拡大させるほどの需要創造はできません。
例えば民泊特区の6泊以上は笑えます。参入した業者は大赤字です。なんで参加したのでしょうか?
★情報の「環の内側」は旅館・ホテルらです。新規参入者は「環の外側」から断片的に得られる情報を基にビジネスモデル作っていたのでしょう。ほんとバカです。
結局デフレは継続します。来月の決算発表では、業績低迷が鮮明になるでしょう。
★株価も均衡点まで一段の水準訂正をしなければなりません。
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デフレ脱却が遠のく環境にあって都内の投資用不動産は安定した利回りを提供しています。小さなアパートやマンションの住民は、お金持ってないので株価も為替も関係ありません。彼らの払える賃料水準に設定すると満室稼動になります。
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