2020/04/08 8:19:28
緊急事態宣言 ・不動産業・
緊急事態宣言になって不動産業はどうなるでしょうか?
1.賃貸関係
1)客付け業者
いまは、引っ越ししようという人もいないでしょうから開店休業です。
もっとも例年引っ越しシーズン後のこの時期は店舗稼働率も下がるので前年より多少業績悪い程度でしょう。コロナ後に期待です。
2)元付け業者
管理物件の賃料集金の不安が高まっています。
テナントは休業にあたり値下げを求めてくるでしょうし、住宅は給料減で払えない入居者も出てくるでしょう。
入居者は家賃待ってもらいたい、とか勝手を言いますが、それならオーナーも借入金の返済待ってもらいたいです。
そんなことはできないので入居者は安倍総理に給付金もらってください。
当社の主要業務は元付けですが、ほとんどの契約で保証会社利用必須としていますので直接の被害はありません。
2.売買
1)売買仲介
お客さんも勤務先がいつまで持ちこたえられるか、雇用継続されるか、わからないときに住宅ローン組む人はないでしょうからこのジャンルは壊滅的でしょう。
2)買取・転売
この業態も1年ほど前から金融機関の不動産融資姿勢が厳しくなったために在庫が積みあがっています。
今は安く買取りのできるチャンスかもしれませんが転売の見通しが暗いので積極的には動けません。
買取業者は自己資金持っていなくてノンバンクから高利で借入れているのが通常です。
在庫物件の金利負担も重いですし、売ったら損するので借入金の返済もできません。
<最高品質のサポート,安心の落札は岡野不動産合同会社>
不動産価格の値下がりは必至ですので、当社では自社所有・賃貸する物件を競売で探し始めました。
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