2016/01/31 16:06:00
株式市場 ・マイナス金利・
世界の株式市場は乱高下の展開です。
株価下落の原因は、中国経済の悪化に加えて、ヨーロッパのデフレ懸念です。株価の戻りのきっかけは、わが国でマイナス金利を導入したことです。
たしかにマイナス金利のアナウンス効果はあります。しかし、経済にインパクトをもたらすほどの金融緩和になるか、その効果には疑問があります。
マイナス金利の適用は、銀行が日銀に預ける当座預金の一部ですから、マイナス金利で失う元本はごくわずかです。
それでも金融機関はマイナス金利での預入れには拒否反応を示すでしょう。
金融機関がマイナス金利忌避のために貸出しを増やしてくれれば日銀の目論見通りですが、そうはいかないでしょう。
金融機関は、日銀が年間80兆円の買入れを実施している国債の売惜しみに転じます。引受けた国際を償還まで保有すれば、マイナス金利にはなりません。
結局、金融政策の限界を露呈するだけです。
中国からの外需は、景気悪化が止まらず期待できません。企業収益も悪化しています。
他方、日本の内需は創出されません。アベノミクスは、期待ほどには規制緩和を行わないからです。
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こういうときは不動産投資が賢明です。都内の投資用不動産はデフレ下で魅力的な利回りを提供しています。また、入居者が見つからないということもありません。
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