2012/12/19 10:29:08

開札結果&閲覧開始 (東京地裁 立川支部)

昨日は、東京地裁 立川支部の開札でした。


 今回も落札者の約8割が法人です。これは、競売手続を業者が仕入れにつかっていることの表れです。競売手続を利用して、安く不動産を購入しましょう。
 立川支部管轄の地域(都下)の物件は、本庁管轄に比べて、入札者数が2桁となるホットイシューも少なく、落札しやすい状況にあります。


 また、売却基準価額もお手ごろの物件が多くなっており、売却基準価額以下のバーゲンハンティングもしばしば見られます。少し早起きすれば、都心に通勤することも可能ですし、居住用として考えられてはいかがでしょうか?


 中小企業金融円滑化法の失効を控えて、いわゆる「住宅ローンの崖」が話題になっています。NHKのニュースウォッチ9でも取り上げられていましたが、円滑化法により借入れ条件の一時的変更(元本返済猶予など)を受けても、失業等の事情で、結局返済不能となる方も多く、居住用住宅の任意売却や競売が増えています。
 この点は、定期借地権上の建物の競売で、住宅ローン債権者である独立行政法人住宅金融支援機構が裁判所から地代代払許可(民事執行法56条1項)を受けて競売申立てている事件が散見されていることで裏づけられます。来年にかけて、「住宅ローンの崖」物件はさらに増加する見通しです。


 また、法人所有物件についても、同法の失効を控え、いわゆる「中小企業の崖」物件が増加しています。こちらは、区分所有やマンション一棟の物件に現れています。


 


本日は、立川支部の閲覧開始日です。


 今回の入札で落札しますと代金納付手続きは来年になります。このため、固定資産税は課税されません。


 この点は、不動産を通常取引で取得する場合には、固定資産税を所有期間で案分する慣習がありますから、競売ならではのお得情報です。また、競売で不動産を取得すると、移転登記にかかる司法書士報酬も不要となり、諸費用を抑えることができます。


<3点セットは、画面左のリンク(981.jp)から、どうぞ。検索もできます。>


冬休み期間中に物件の実地見分を行ってください。来年は落札を勝ち取りましょう!


安心の落札、競売サポートは岡野不動産合同会社
 競売は、「理勢」です。落札後の権利関係の帰趨がどうなるか、3点セットの内容を法「理」論に基づいて分析する必要があります。また、入札価額は、市場価額を参考に競売市場の特殊性を考慮して、合「理」的な水準に求めなければなりません。これらを閲覧開始日から入札期間終了までの3週間で決心する「勢」いが必要です。






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岡野不動産(同)
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