『地方移住の心得』
おはようございます。
新聞記事に『地方移住は入念に』が掲載されておりました。元気なうちに移住し、第二の人生を!”と決意し、佐久市でリンゴ栽培に汗を流す50代の男性の方は、「会社で定年を迎える事に疑問を感じ、以前より関心を抱いていた農業”に従事す事によって、生涯現役”に夢を託した。」と仰っておられます。
国の調査で、50代男性が地方に移住を予定又は検討されてた割合が51%だったらしく、その方々のほとんどが、「地方でまだまだ働きたい。」と思われている様子。
もちろん、新たに農業を学び資格を取得されたり、仕事のスキル・ノウハウを学んだり、様々なチャレンジを要します。何よりも家族の同意”も大切でしょう。それらのすべてを踏まえた上で、就農計画、収支計画、居住地の選択を進めて行かなくてはなりません。
里山と呼ばれる地域では営農困難なお年寄り達が、不承不承耕作を諦めようとしている人たちであふれて居る。一方地方で営農に興味を抱かれる人たちが居る。その方たちの橋渡しを、私たち地方から発信できますよう研鑽して行きたい所です。
『農山村の価値』
ずいぶん以前の新聞記事です。
「改正過疎法」が施行され、過疎にしていされている市町村は800程となり、これらの農村について、今後どうするべきかを問われる時代ですが、いま若い方がたが農山村に向かう兆しがあるようです。彼らは『農村は温かい』とか、『この地で暮らしていくという気持ちを共有し、顔を突き合わせて暮らせ、穏やかなコミュニティーを期待できる。』と、感じているようです。
環境に配慮しながら、「自然と折り合って暮らす」そんな生活のノウハウが、若い方がたのハートを掴んでいるのでしょう。この先過疎化が進む中で、このように農村”をもっと複眼的に見つめる事で、「農村」だからこそ体験できる、「農村」だからこそ価値ある暮らし方を再発見出来るのではないでしょうか。もちろん『買い物難民』や『医療難民』に対する危惧はございますが、共同店舗”の運営や、マイカーによる高齢者送迎”を工夫すれば、少しは問題の解消につながると思われます。休耕田や空き家を有効活用し、その地域内部でお金が回る仕組みを作って行ければ、『意外と楽しい田舎暮らし』を実現出来ると信じております。
ぜひ、それを一緒に考えて行きましょう!
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