2017/09/12 9:54:04
『古家、受け継ぐ幸せ』
兵庫県西宮市のうっそうとした緑に囲まれた古家、それは築年数が50年を超えたものですが、40代のご家族はその古家の佇まい”に魅了されたようです。もちろん住まうためには、改修工事や耐震補強工事が必要で、それには相応の建築費用が掛かります。実際にこのご家族が支払われた建築費用は約1,000万円でしたが、和室を洋間に仕上げたり吹き抜けのリビングに薪ストーブを据え付けたりする事で、快適な空間をご自分の物にする事が出来たそうです。
解体を免れた元の所有者の方も、生まれ変わった住宅を見て大変喜ばれた様子です。『幸福な家のバトンタッチ』以前に暮らしていた方の思いを、新しい息吹を吹き込むことで、ずっ引き継ぐ事が出来る訳です。
田畑を造成して宅地分譲”をされる不動産会社が多い現状、どんどん農地が減っている事に疑問を感じながら、私が住まう地域を見つめて思う事は、「使える建物が有るなら、それらを有効に活用すべきで、もう一度農業”の在り方を見直さなければいけないのでは?」と、最近強く考えさせられます。
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