2018/03/10 9:12:22
「固定資産税」について。
不動産を所有されていると必ず賦課される固定資産税、それは建物と土地とが別々に評価され課税されております。建物が有れば軽減措置がある訳ですが、これは日本が高度成長期に地価が高騰した中で、住宅の建築を促すため゛建物”を建築していれば課税を軽減しますよと追加された措置でした。現在その当時に建築された建物の中には、解体のタイミングを迎えながら、居住者が無いまま放置された状態を良く目にします。その原因の一つには更地にすると課税される固定資産税が一機に増える事に起因します。
50年以上に制定された税制ですが、現在では如何でしょうか?年々増加して行く「空き家」、その半数は使うに値しない建築物となり、放置していると行政から「解体」を促される事も有りうる。不承不承更地にする事で固定資産税が跳ね上がる始末です。私が思う事ではありますが、戦後の経済成長期に定めた税制を今一度見直し、解体を促進して土地の有効活用をさせるための法整備をして頂きたい所です。
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