2024/03/18 10:25:09

『震災被害地の復興に尽力して頂きたい。』


  


 ロシアの大統領選挙の投票結果は案の定かのプーチン氏が圧勝されたそうですね。日本国内では政党の裏ガネや宴会の事情などで政策以外の事で無駄な時間を割いている気が致します。
 どこの国も”政”に携わる方々は何処まで真摯に国民の事を考えておられるのだろうかと疑心暗鬼に陥ります。また、戦争放棄している国から次期戦闘機の輸出話が取り沙汰されたりと、この国は一体どこへ向かっているのかと心配にもなります。
 さて、能登半島の震災では珠洲市など地殻変動により地面が隆起したり水平方向に数センチ移動したとの報道がされております。自宅の敷地が数センチ盛り上がったり海岸線が大きくずれてしまっている訳ですが、熊本地震でも阿蘇地区の畑が2.2mずれてしまった訳です。実際阿蘇市に住んでおられる私の親戚の方もかなりの被害に遭い、旦那さんがえらく落ち込んでいたのを思い出します。
 能登や熊本の震災によって地形が変動したものは当然元通りには成らず、筆界について再度協議をしなくてはならない事となる訳です。その場合歪んだままで敷地の境界を定めるのか、元々存在した測量図を元に復元するのかは、その状況によって違いは生じます。ただ、今回の能登半島地震による被害では、地面の隆起や陥没がかなり広範囲で確認されており、ある住宅は敷地の周囲が陥没し、基礎コンクリートが露出してしまったり、反対に自宅部分が隆起して道路との高低差が20〜30p出来た住宅も有るようですが、この場合は復元する事がかなり難しい訳ですからこれらの全ては一旦建物を解体し、更地にした状態で地盤面の改良をしなくてはならないと思われます。道路等の復元もかなり長期化するでしょうから、地元の方々にすればもはや行政に頼るしかないところでしょう。一日も早く復興出来るよう永田町の方々は真剣に対応して頂きたいものです。パーティーで騒いでいる場合じゃないと思いますが、心配の種は尽きない今日この頃です。





2024/03/17 14:27:00

『災害時ボランティア研修会』


 


 昨日は地元ボランティア研修会による「災害ボランティアに対する研修」があり、それに参加させて頂きました。
 約二時間の研修はFEEL Doと言う防災・地域福祉・市民活動・国際協力などを行う社団法人を運営されている繻エ英文氏によるもので、能登半島地震による被災地に足を運ばれた時の実体験から来る、災害時における様々な捉え方を聴かせて頂いた次第。
 そのお話しの中で少し気になったお話しがございました。ボランティア活動を現地で実施されている方達に対する、SNSによるバッシングが目立つとのお話しでしたね。特に能登半島は地理的な形状から走行できる道路は数えるほどしか無く、例え通行出来たとしても瓦礫と瓦礫の隙間を縫って行かなくてはならない状況。そのような状況下県外ナンバーの車が走行する事に違和感をおぼえる方もおられるそうです。その他個人の方が好意で現地に赴き活動する事についても、プロじゃないからと白い眼で見られる事も多々経験されている様ですから、この先ボランティア活動をする事について自粛される方も出て来るのではないかと危惧されておられました。
 さて、今回の研修には概ね120人程の方が参加されており、当日参加された方と意見交換をする時間が有りました。参加者が10班程度に分かれミーティングをする機会が有り、民生委員の方、高校生の方、身体が不自由な方など様々な方達が日常災害についてどの様なお考えを持たれているのかをお聞かせ頂いた次第。
 約二時間の研修を終え私自身考えた事、それは行政と民間との垣根を無くし、災害に対する様々な情報の共有を密にする必要が有ると思いました。地域毎の避難場所の見直し・インフラが破綻した時の連絡手段・独居老人の安否確認の在り方・災害時に使用できる備品の保管場所の周知等々。そして、どうしても個々が単独で行動をしてしまいがちでは有るでしょうが、やはり『旗振り役』として動ける人材が沢山必要では無いかとそんな事も考えていた次第です。
 ここ最近震度4〜5程度の地震が頻発しておりますから、私達が住まうこの地域がいつ震災に襲われてもおかしく無いと危惧しておりますが、その時私自身何が出来るのかをもう一度考え直さなくてはならないと、そう思います。





2024/02/26 10:35:00

『農家の方々の高齢化』

先週約3反程の田畑の売買させて頂くお手伝いをさせて頂きました。その所有者の農家さんご夫婦は共にご高齢で、以前から「もう畑仕事は辛い、後継者のあても無く継続する事が難しくなった。すぐにでも止めたいが耕作放棄地にする事は近隣の方達のご迷惑になるから、出来ればどなたかに買って頂きたい。」と、常々そのような相談をされて来られた訳でした。
 その土地はひな壇ですから宅地化するにも相当な造成工事が必要となり、様々な業界の方達にアプローチさせて頂くも、前向きなご返事を頂く事は叶わない日々が続いておりました。そんな中とある方が購入する事を了承して頂け、何とか売買契約をさせて頂く事となった次第です。
 その契約が無事終わった後ご自宅にてそのご夫婦とお話しをさせて頂く中、少しは肩の荷がおりたと笑みをこぼされていました。特に奥様にすれば夏場の炎天下に、腰をかがめて行う草取りはかなりの体力を奪われる事が辛かったと仰っておられ、ご主人にしましては高齢となる中身体が持たないと言われておりましたから、その耕作面積が少しでも減らせる事が出来たと言う訳です。
 このようなお話しは常日頃から様々な農家の方々からお聞かせ頂いているのが現状です。特に多いと感じるのが、ご主人を亡くされた後奥様がお一人で畑の面倒を見ておられると言う状況ですね。今売却の依頼を受けさせている方の殆どが、そう言った状況で不承不承年老いた身体を駆使され面倒をしておられます。
 後継者のあてが無く、農作物を作っていてもそれは生活の足しになる率は少なく、ただただ近隣のご迷惑を考えて何かしらの耕作をされているのが真意なのでしょう。不動産の仕事をする中でこういった現実を目の当たりにしておりますと、やはり心苦しいですね。先祖代々続けて来られた農業、それを継続する事が叶わない現実。かと言ってすべての農地が宅地などに転用出来る筈も無く、その多くは何れ耕作放棄地となってしまうでしょう。どうしたものでしょうかね?どなたか知恵を御貸し頂けない物でしょうか。






会社概要

会社名
(同)リサーチ・コア
カナ
リサーチ・コア
免許番号
愛媛県知事免許(2)0005461
代表者
三鍋 環
所在地
7990405
愛媛県四国中央市三島中央4丁目9番17アロエビル1F
TEL
代表:0896-22-4333
FAX
代表:0896-22-4332
営業時間
8:30〜17:30
定休日

祝祭日
最寄駅
JR予讃線伊予三島
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