2022/07/29 14:55:53

「農地付き空き家の問題」


 最近、実家を手放したい方が多い中、殆どの方が田畑や山林も所有されているケースが増えております。現行農地法では田畑の売買は農業従事者が原則で、新規に就農される目的で農地を買われる場合は最低3,000uの農地が取引対象面積となります。よって庭に隣接した畑が500uしかない場合などについては、一般の方が買われる場合、そのは畑は残したまま宅地部分だけを購入しなくてはなりません。里山暮らしを希望されている方が、ほんの家庭菜園程度の畑が有れば十分だと希望されているケースが多い中、農地法第3条のシバリが有るためその希望が叶わない訳です。ただこのように田畑付きの空き家売買について、国内地方自治体の一部ではその3,000uの限度面積を100uと特例を設けている行政が有ります。例えば雲南市では、全国の市町村に先駆けて、平成24年11月から農地付き空き家の取組を開始し、遊休農地と空き家が増加する中で空き家と農地を一緒に処分したいという所有者からの声が聞かれるようになったことと、その一方で、家庭菜園規模の農地を求める移住希望者からの相談が増えてき たことがあり、農業委員会事務局で様々な方策を検討され、別段面積を集落単位ではなく地番単位で設定する方向で調整が進められ、平成24年11月20日の農業委員会総会において、1筆ごとに地 番を指定し、別段面積を1aとする案が了 承された訳です。このような取り組みは竹田市、豊後高田市、宍粟市なども100uの限度面積で、兵庫県の作用町ではわづか1uと言うような事例も有るようです。
 農地法による原則は大切な所では有りますが、IターンやUターンを希望される方が増えて居る昨今において、この『田畑付空き家』を手軽に購入できる政策をお切に希望する次第です。





2022/07/28 16:45:44

「地域おこし協力隊セミナー参加」


 本日、地域おこし協力隊に所属されている大廣さんが講師をされたセミナーに参加させて頂きました。大廣さんは現在四国中央市新宮町を拠点として、地域おこし協力隊のお仕事をされており、今日は「外から見た四国中央市」を議題として色んな意見を聞かせて頂いた所です。
 これは四国中央市のボランティア市民活動研修会による活動の一つで、このセミナーには四国中央市内の高校生がアシスタントスタッフとして参加されております。このセミナーでは最終的に理想の我が町の在り方について皆様のご意見を出された訳で、まさに老若男女色々なご意見を知りえる事が出来た気がします。議題の中で四国中央市に足りないものは?と言う事に付いては、「美術館」「歴史資料館」「遊ぶ所」等々。この遊ぶ所と意見された高校生が沢山おられたようで、その事に付いて質問をさせて頂いた訳ですが、このコロナ禍において特に彼・彼女たちが自由に集える公共の場所が少ないとのご意見で、中には映画館が有ればというお話もございました。以前もこのブログで書かせて頂いた事が有りますが、地方創生・地域活性を考える中で必要な事は、「如何にして若い方々が住み続けられる魅力ある基盤創りが出来るか。」だと改めた気付かされた時間でした。
 本日のセミナーに参加させて頂き思う事が一つございます。それは、今四国中央市で勉学に励まれている若い方々の『想い』や『理想』について、耳を傾ける事が出来る環境が必要だと言う事です。若い方々が喜んで住み続けて行きたくなる『街』創り、是非叶えて行ければと。






会社概要

会社名
(同)リサーチ・コア
カナ
リサーチ・コア
免許番号
愛媛県知事免許(2)0005461
代表者
三鍋 環
所在地
7990405
愛媛県四国中央市三島中央4丁目9番17アロエビル1F
TEL
代表:0896-22-4333
FAX
代表:0896-22-4332
営業時間
8:30〜17:30
定休日

祝祭日
最寄駅
JR予讃線伊予三島
徒歩4分
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