2023/03/06 9:25:12

『少子化について考える事。』

 出生率が低迷している現代、都道府県別でのそのデータを見ておりますと、出生率の多い県は上から順に、沖縄県、島根県、宮崎県、長崎県、鹿児島県と続いており、10位までに佐賀県、熊本県、大分県が入っているようです。唯一福岡県は1.43%としておりますね。四国だけで見ますと、香川県が1.51%で12位、続いて高知県が1.48%で20位、徳島県・愛媛県が1.45%で、24位・25位となる訳です。ちなみに最下位東京都で1.13%だと言う訳です。
 このデータだけで考えますと、出生率の高い県は持ち家率が高く、親との同居率が高い事と、雇用が安定しているようで、また地域間での結びつきが強く、自治体の支援が行き届いている地域が出生率が高い事に結び付いていると見受けられます。私自身が思いますのは、お爺ちゃんお祖母ちゃんが、割と近くに住んでいる世帯や、三世帯で住まわれているようなご家庭では、お子さんの人数が多いと感じますね。そして、自治体の支援が分かりやすい地域。都会ではそういう風景は中々想像出来ないのではないでしょうかね。
フランスでは一時的に出生率が下降していたようですが、「家族給付による両立支援策」や、「育休制度の拡充」「父親休暇の拡大」などの出産・育児策を講じて来た結果、出生率が2%近くまで上昇したようです。日本も現在様々な支援策を手掛けられる所ですが、私が一番不思議だと思う事が一つ、出生率が低い都道府県だった、東京都や福岡県での婚姻率は1位と5位となっている事です。
 これは誠に残念なお話しですが、都会では結婚はしたいが、子供は要らないと考えている、若い女性が多くなって来ているらしいです。「生きて行くだけで、精一杯。」と生活にゆとりを見いだせない事も、大きな原因見たいです。出産にかかる医療費が高い事、仕事をするにあたり、お子様を預ける施設の費用が高いなど、お子様がいる事の負担が大きくのしかかって来るのが目に見えているのだと感じました。
 どうでしょうね、これらの事を踏まえれば、田舎で子育てするのも悪くは無いでしょう。田舎でのびのびと育つ事が大事なのではないでしょうか。この頃連鎖反応するかの様に、生徒による殺傷事件が増えて来ておりますよね、じいちゃん・ばあちゃんが傍にいて、ストレスのない環境で、すくすくと子育てが出来るのが理想だと思います。少子化対策、まだまだ考えなくてはならない事が沢山あるようです。






会社概要

会社名
(同)リサーチ・コア
カナ
リサーチ・コア
免許番号
愛媛県知事免許(2)0005461
代表者
三鍋 環
所在地
7990405
愛媛県四国中央市三島中央4丁目9番17アロエビル1F
TEL
代表:0896-22-4333
FAX
代表:0896-22-4332
営業時間
8:30〜17:30
定休日

祝祭日
最寄駅
JR予讃線伊予三島
徒歩4分
メール送信はこちら
ログイン
 


このページのトップへ