『良い汗かいてますか!』
ほぼ毎日のように行政からの‶熱中症アラート″、また、パリ五輪参加選手の方がCOVID-19に感染されているそうですから、外出にはくれぐれもご注意頂ければと願います。
そんな日々が続く毎日、私自身ウオーキングは日が沈んでからする様にしました。ほんの3qほどを30分ほどかけて歩くのですが、それでも汗を掻きますね。額にじわじわとそして背中に汗が伝って行く。ただそれが妙に心地良い気がしております。もう少し若い頃は毎晩ジョギングをしていたのですが、歳と共に膝への負担を気にし始めました、私の親父が歳と共に膝の具合が悪くなって居た記憶が有りましたので、なんとなく膝の軟骨に負担をかけない様にと思い始めたからです。ただ、その足腰の筋肉だけは付けて置きたいと、果たしてその考えが正しいのかどうかは分かりませんが、一応自己満足な部分では有ります。
若い頃社会人バレーボールをしており、この時期の練習ではかなりの汗をかいておりましたが、汗をかけばかく程その後の心地良さを実感しておりました。どうなんでしょうか、汗をかく事で体内の毒素や老廃物が排出されるのでしょうから、身体のストレスが幾らか減って行くのかと感じます。そう言う事もあってか、適度な運動をするのは大好きです。
この頃身体が硬いのも感じて来ておりますので、ヨガなんかしてみたいなとも思いますが、もう既に手遅れなのかと億劫になり始めている所ですね。何れにしての自分の身体は他の誰にも任せられる筈もなく、自己責任の元で維持管理しなくてはなりません。アルコールもそうでしょうから、良く冷えたビールを毎日飲みたいと言う物凄い欲求を感じながらも、主張を始めた腹の醜さを戻すためにとここ何日もビールは勿論、アルコールも控えております。但し友達からの誘いが有れば、当然の様にビールで乾杯をさせて頂きますが。
かなり古くからの付き合いがあるお客さん、私の顔を見る度「お前ちょっと太ったんと違うか?」と、まるで日常の挨拶言葉かの様に声を掛けて頂きますが、その声を掛けられると内心‶やっぱ太ったかな?″と気にしてしまいますから、今度お逢いする時くらいは「お前、ちょと痩せたんと違うか?」と声を掛けて頂ける様、いい汗を流して行こうと思います。
人間、基本的には適度な汗を掻かなくては成らないのではないでしょうか、皆様もなるべく‶汗″を掻くよう心掛けて頂ければと思います。本日も日本選手のメダルがまた増えますように!
『タブレット端末に持て遊ばれてしまっております。』
春すぎに飛来し営巣を済ませたツバメたちが、先週には数羽の若いツバメが、さんさんと降り注ぐ太陽の下で羽を広げて巣立ちをして行きました。和束2週間ほどで孵化した雛たちはたった3週間ほどで巣立ちが出来るそうですから、自然界で生き抜く鳥たちの生命力には常々驚かされますね。そして巣離れをしたツバメたち、血の繋がった個体が生れて来ない様、親鳥とは違った場所を選んで翌年の営巣をしていく訳で、より優秀な子孫を残そうとするのは感心させられます。
昨日近所にある全国チェーンのカツ丼屋さんでの出来事、そこのお店では券売機で食券を購入するシステムで、私の前には70才位のご夫婦が何やら戸惑っておられました、何度も何度も表示されている外面をタップするのですが、どうやら目的の品物に行きあたらない感じで、旦那さんが「ないなぁ〜」とつぶやいておりましたから、私が何をお探しですか?とお伺いさせて頂いた所「カツ丼のお弁当を持ち帰りたいんだけど・・・」との事でした。そのカツ丼屋さん一つの店舗の中に‶〇屋″と‶〇の屋″に分かれており、そのお二人が操作されている画面では、牛丼関連商品を扱う‶〇屋″の画面を懸命に操作されておりましたから、カツ丼関連の品々はいつまで経っても表記されない訳です。そう、カツ丼を注文される場合は‶〇の屋″の方で選択しなくてはならない。それも‶持ち帰り″と表示している所を。
この頃の何処も彼処もこの端末システムが主張している、チェーン店舗展開している飲食店や衣料品店のすべからくが、何かしらの端末操作だけでしか支払いや注文をしなくてはならないケースが多いですから、我々の年代は一瞬たじろぎますね。少し前ですと、例えばファミリーレストランでは大きなメニューをわっさっさとめくりながら、食べたいものを探し、店員さんに注文をお願いしておりました。それが今では小さなタブレット端末を駆使し、欲しい品物を注文する訳です。
何時だったか娘達とレストランに行った時の事、同じ商品を二度タップしてしまったらしく、同じメニューが二つ配膳された事が有りました。その時は店員さんに間違って注文した旨お伝えし取り消しをお願いさせて頂きましたね。この頃は特にスマートフォンアプリで注文と決済をしてしまえるので、便利だと言われると確かに。ただそれに不慣れな方達にとっては、とても厄介な代物と闘わなくてはならないのですから、この先便利さ故の不便さと格闘しなくてはならない日常が待ち受けている気配が致します。
日本を飛び立ったツバメたち今頃沖縄あたりの空を飛んでいるのでしょう、そして1,000q〜2,000qも離れた南の島国へ海を越えて渡って行くそうですから、あの小さな身体の何処にそんな体力を潜めているのか、不思議でしか有りません。
『パリ五輪、なかなか肯定はし辛いかな?』
パリ五輪の開会式、録画してあったので自宅でそれをジックリ観させて頂きました。雨降るセーヌ川をメタリックな馬に乗った死神が駆け抜け、王妃幽閉建物から立ち上る赤い煙がズームアップされたと思うと、なんと斬首されたマリー・アントワネットの生首が喋り出す。そして「最後の晩餐」をパロディー化して、奇妙な扮装をされた男女が整列している画像の連続に、私の思考回路はショートしてしまった。雨に濡れながらピアノを演奏するシーン、ボートに乗せられたピアノは炎に包まれてしまう有様。
何でしょうか、このフランスと言う国のパフォーマンス。この国の歴史的背景では、皆様ご存知のルイ14世による絶対王政のもと大きく繁栄して来ました。ただ、それもルイ16世の世代では衰退の一路を辿る事となり、その王妃だったマリー・アントワネットが斬首されてしまった。またその400年程前には116年間ヨーロッパ全域で「百年戦争」が起っていた訳ですが、あのジャンヌダルクに至っては‶魔女″として処刑された事も有名です。
現在に至る間にはかなりの争いごとが絶えなかった国ではないでしょうか。キリスト教徒十字軍が仕掛けた十字運動なども習った記憶が有りますが、何かにつけ宗教が起因とされた争いによる、血生臭い歴史が繰り返されて来たのでしょう。さて、フランス最後の皇帝となったナポレオン三世、彼ほど戦争を仕掛けた方はあまり知らないですが、フランス戦争で敗れ長く続いた帝政は終焉を迎える事となり、現在の共和政国家「フランス共和国」となった経緯がございます。
フランス、パリには国際空港として有名なシャルル・ド・ゴール空港が有りますが、その名前は第一次世界大戦、第二次世界大戦で軍人として活躍した18代フランス大統領シャルル・ド・ゴールの名前が付けられた様ですから、その国の歴史的な部分を匂わせるのではないでしょうかね。
どこの国でも似たような争い事が繰り返された訳で、日本でも戦国時代を経て江戸幕府を過ごし、明治維新の後戦争に巻き込まれてしまった。では何が違うのかと考えた所、神や宗教に依存している訳でも無く、永年受け継いできたDNAそのものだとしか考え及ばない所ですね。また、外国から侵略される事が無かった部分、これも大きな要因が潜んでいるかも知れません。そう言った事も踏まえて、この頃特に「ジャパニーズ」で良かったとしみじみ感じております。
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