『理想は、サザエさん一家!』
今朝のニュースで岸田首相より「産後の一定期間に男女で育休を取得した場合の給付率を10割に引き上げる。」と表明されたとの事でした。これは少子化対策に対する政策の一つで、これに関しては企業側の出産・育児に対する職場の在り方を抜本的に変えて頂く必要が大切ですね。
岸田首相はその他のにも、子育てとその親が抱えていた、奨学金の返済に関しても、多子世帯や理工農系の学生等の中間層に対象を拡大し、出世払い型奨学金導入に取り組んで行かれるとも仰っておられるようですね。そのためにはかなり膨大な予算が必要でしょうが、今後国を挙げて少子化対策に取り組んで行かれる事は良い事でしょう。
地方自治体でも様々な少子化に対する取り組みをされている例が多く、北海道の大空町では、医療費の無償化を高校生まで広げたり、奈良県の川上村では児童福祉費を2.2倍に引き上げ、生まれたお子さんに計30万円の祝い金、高校生には月5,000円の手当を支給されている様です。他の自治体でも様々な対策を練られている様で、これらの支援策が功を奏したのでしょう、全国124の自治体で若年層の人口が増えて居るようです。
川上村の村長のお言葉に『お金の支援だけでは十分ではない、子育ての悩みを如何に解消できるかが知恵の出しどころだ。』とコメントされております。まことに仰る通りだと感じます。出産に対する不安、子育てに対する不安については、計り知れない部分が有りますので、それに対する支援・補助も大切だと感じます。
昨日とある地主さんとお話しをしている中、「このごろ核家族が多いからか、未成年が起こす事件とか、自分の子供を虐待したり、命奪ったりするニュースが多いなぁ。私らの子供の時は三世代家庭が普通で、保育所も必要なかったし、爺さん婆さんの介護も、誰かが家に居たから施設になんか入れんで良かったのになぁ。おかしな時代になった・・・」とこぼされておりましたね。わたしもそう思いますね、本来なら三世代が暮らすスタイルが望ましいのでしょう。あの『サザエさん』がまさにそれですよね、この先そう言ったスタイルでの暮らし方はどんどん減って行くのでしょうか。政府の政策にも期待したいですし、その必要が無い時代が取り戻される事にも、淡い期待を持ちたい今日この頃です。
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