父の大腸手術
もう8年位前ですが私の父は、大腸に手の親指大位あるポリープが出来、手術しました。
普通、ポリープの摘出の場合、内視鏡でワイヤーでキノコ状のポリープをテルテル坊主を括りつけるようにしてそのワイヤーに電気を通し焼き落とし摘出するのが一般的と言われているのですが父のポリープは違い、富士山のように、すそのが広く大きいもので内視鏡手術が出来ないものでした。
大学病院で手術したのですが先生の手術説明では腹を縦にメスをいれ、お腹から大腸を取り出しポリープが出来てる所、80cm位切り落としまた大腸と大腸を接続させて腹に仕舞い込み腹を縫って終了との事でした。
手術当日は本人もドキドキしていたと思いますが遺族も祈る思いで手術室の前で4時間待たされ手術成功で本人に会った時は感動しましたね。
手術後お医者さんより遺族説明で切った大腸を半透明の袋で見せられ、触りたくなかったのですが触らせられました。
私は、人の内臓をはじめて見ましたがホラー映画で出てくるもののような生々しいものでした。
(さらにホラー映画を観れなくなりました。)
手術前には陰性か、陽性か解らなかったのですが手術後に切った細胞を検査して結局、何でもなく現在も無事に生活しております。
後から聞くと本人は手術よりも2日目より臓器の癒着を阻止する為、廊下を歩く事が腹が痛いので辛かったと言っていました。
また父はヘビースモーカーな為、手術後のタンに悩まされており鼻から管を入れられていた時には苦しくって夜も眠れない位だったそうです。
今では年1回腸検査をしているのですが手術した位はポリープの出来やすい体なので気を付けるよう言われておりましたがここ3年位はポリープが見つかっていません。
コメントを投稿する
投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。
その他ご利用上の注意点はこちらをご参照下さい。
お問い合せ