奈良の都の八重桜、その真相は・・・
一昨日、沢山の雪が降り積もりました。窓から外を見ているとテレビから高校入試との声、そんな時期かなと思い、「ハタ・・」と室蘭工大の合格者発表も近いことを思い出しました。それぞれに一足早い「桜咲く」の合格通知が届きますようにと願いを込め、新入生が入居して、新たな場所で生活を送るそのためにお役にたつようにと思うしだいです。
桜は、今日も元気です。道内での桜の開花予想も出始めました。いよいよ「花咲く頃」まじかです。
「いにしえの奈良の都の八重桜今日九重ににほいぬるかな」
百人一首の歌の一つです。
意味を知りたくて古語辞典で調べ自分なりにその歌を訳しました。
「いにしえの」 ・・・昔
「奈良の都の八重桜」・・・そのままで
「今日」 ・・・そのままで
「九重」 ・・・最初は地名かなと思いましたが、辞典で
調べるとどうも宮中を表しているような
「いほいねるかな」 ・・・におってくるようだ
こんな感じかなと考えました。
「昔、奈良の都でにおっていた八重桜が、今日はこの場所でも匂って
いるようだ」ぐらいの意味かなと思いました。
さて、本当のところは・・・・・
なぜこの歌を思い出したか?
桜の品種で「奈良の八重桜」という品種があり、非常に気にかかったので
す。写真を見るに開花後は、きれいな白色の花を咲かせる八重咲きの桜
です。
「八重咲き」の桜を、一般的に八重桜といいますが、歌で読まれた「奈良の都の八重桜」が、「奈良の八重桜」と同じものなのかどうか。はたしてその真相は・・・
また明日も、花の匂いがしますように・・・・・
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