さ〜て、どうする・・・・
また今年も暮れ行こうとしています。今年はよい年だったのでしょうか。来年は、またよい年となるのでしょうか。
年末の入居は、年の瀬ということもあって慌ただしく、いろいろと手間が掛か
かります。また、この時期には、いろいろとせつない相談を持ちかけられます。
仕事と割り切って、対応をしますが、その事情が見え隠れすると考えさせら
れます。
また、髪の毛が抜ける思いです。
「さ〜て、どうする・・・・・」
桜の幹を食い散らす「ネズミ」は、桜を育てるものにとっては、許しがたき存在
です。しかし、「ネズミ」は、森林の生態系にとっては欠かすことの出来ない存
在であり、分解者として寄与しているのは間違いないのです。それでは天敵と
いわれる動物で駆除しましょうか。でもそれでは・・・・・
今や、山には、キタキツネはいなくなりました。
測量山の「ネズミ」とは、そのスケールや問題が違いますが、北海道では、今
「エゾシカ」が問題視されています。被害がいたるところで起こり、これからも
拡大しそうな勢いです。 昔は、「 エゾシカ 」 もその絶滅が危惧された時期が
ありました。 しかし、「エゾシカ」の天敵は、今はいないのです。 それゆえに、
増え続けているのです。さて、どうなるか・どうするのか。
測量山の桜の生育を保つ為には、「ネズミ」を駆除しなければならない。でも、
生態系にとっては、その存在による貢献がかなりある。仮に、すべての「ネズ
ミ」を駆除したとして、分解者としての「ネズミ」の立場を、誰が代わって担うの
か地中の「ミミズ」でしょうか。
さ〜て、どうする。
また考えなければなりません。
また来年も、さらに髪の毛が減るのは・・・・・
みなさん、よいお年をお迎えください。
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