2018/10/08 15:34:54
継ぎ、育てる
今月の10・11日と松前へ行ってきました。松前さくら保存
研究推進協議会の「松前桜維持管理講習会」です。また、役に
立つことを、お教えいただきました。その報告は次回として、
今回は、今年の春に切り継ぎをした、
その後どうなったかをお話しします。
数年前から、桜の「継ぎ木」の勉強をしています。
桜の「継ぎ木」とは?
素晴らしい花を咲かせるなどの特徴を持つ樹木を、その
ままの遺伝子状況で、時代を超えて、伝え続けるための
方法です。
一般的に、桜の苗木の生産過程では、「継ぎ木」の技術が、
使われています。「接ぎ木」の方法にも、2種類の方法が
あり、
一つは、 『切り継ぎ』
もう一つは、『芽継ぎ』 と呼ばれるものです。
それぞれの解説は、文献等を参照してください。
いつもお世話になっている 日本花の会 さんより、台木を
買い、切り継ぎをしました。測量山の苗場に植え、その様子
を見ていました。自宅の庭先では、まあまあ育つのですが、
やはり山では、なかなか育ちません。あと少しで芽がでると
いう矢先、仕事等で苗場に行けず、水をやることができない
でいたら、切り継ぎした苗の状態が悪くなっている。一度こ
じらすとなかなか思うように育ってくれない。
これから成長して、大きな木に育っていくときに、私の都合
で、育てることができない。
「情けない」話です。わかっているのに・・・・
また夢で言われそうですネ
「なぜに私を(桜)育てていただけないのですか?」
と、さて、あなたはどう答えますか?
それでは、またお会いする日を楽しみに
お問い合せ