実践講習 樹勢回復
11月11日「桜維持管理講習会」が松前で行われました。
今回の場所は、松前公園の龍雲院です。名前を聞いて、もしや
と思った方も多いかもしれません。そうです、『蝦夷霞桜』が
ある龍雲院です。松前の桜を代表する1本であることは間違い
ありません。そのような場所での管理講習会です。
おのずと力が入るでは、ありませんか・・・・
さて、今回の講習会は、本年夏の「セミナー」に続いて2回目と
なります。しかも「実践講習」なかなかこのような機会に、恵ま
れることは少ないと思います。そんな大切な機会でした。
講師は、【松前さくら保存研究推進協議会】の会員でもある
樹木医の 山上 勝治 先生
昨年に続いてのご指導していただきました。
(私は、昨年は参加していません。)
講習の内容は?
「竪穴式土壌改良による樹勢回復」です。
少し詳しくご紹介しましょう。
1.穴を掘る(幅30cm、深さ100cm程度)
スコップ、ダブルスコップ等を用いて、
穴を掘る
2.マダケをその穴の中央に地上部を考えながら
埋める
竹を90cm切断し、半割にし節を取る
結束線を使用し、合わせて固定し、片方
にネットキャップをつける
*これは、地中の通気性を確保するもの
3.掘り上げた土砂に土壌改良資材を混ぜて埋め
戻しをする
30or40人程度でしたか、2時間ぐらいで
かなりの本数を作業しました。
終了後は、ハウスの中で弁当をご馳走になりながら、桜の話等
これがなかなか面白い、桜のご縁で会話が弾む、
『いい感じ』です。
次回の、管理講習会を楽しみにしています。
担当者の方々のご苦労に感謝します。
何かの機会に、その汗に報いることができればと思います。
いつも松前で、勉強させていただき感謝です。
それでは、またお会いする日を楽しみに
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