「叫び」よ とどけ
だんだんと暖かくなり、北海道でも各地で開花宣言を聞くように
なりました。測量山でも花が咲き始めています。冬桜、十月桜な
ど、昨年咲けたのにと、そのかわいらしい姿を見せています。
今年は、昨年より花のつき方が良いように思えます。まだまだ、
樹木が成長段階なのか、隔年でその成果を表現しているように
見えてなりません。成長の早い木(ソメイヨシノがその代表)
10年かけてやっと花を咲かせるようになる木、様々です。
いろいろな木が、晴れの舞台に立ったように、その花を乱舞させ
るのはこの時期だけです。何回も、同じことを言うようですが、
桜の種類は600種ともいわれています。
その中から「私は」、この木の樹形が好きだとか・・
この木のこんな花のつけ方が愛くるし
いとか・・・・
この木のこの花の最後に花弁に筋がは
いり、その花の終わりを告げるその姿
に、また来年への思いを
感じるとか・・・
何か自分なりの見方をしてみては、いかがでしょうか?
またちがった楽しみ方が、あるはずです。
ぜひ博士になった気分でやってみてください。
それであなたも「さくら博士」です。
個人的には、どうしても今年は、測量山に来る人に見せたい花が
あります。昨年は、無理をして移植したもので、その花が開花せ
ずに花を落としました。
今年は、その花の姿を見ていただきたく思っています。
そして、どのように感じるか・・・・
1年、管理してきての成果、さてどのように評価されるか?
また『落第』は、切ないものを感じますね。
数週間後その結果が出ます。
皆様には、その場所を「 内緒で 」教えます。
唐松平への入り口付近 樹木の状態は、いま一つです
それでも、測量山では、初めて咲く桜の花です。
管理するものにとっては、初めて咲かす
これが楽しみなのです。
そして、花を見たその笑顔が、
管理している人にとってのご褒美なのです。
私は、いつも、あなたの(桜)都合ではなく、
私の都合で『咲け』と叫んでいます。
今年は、その叫び、彼女に(桜)に届いているでしょか?
時間となりました。
またお会いする日を楽しみに・・
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