2019/11/29 18:54:33
悲運か幸運か (樹木傷害事件) 悲運編
桜を管理していると、時々変なことが起こります。
7・8年前の事、作業をしながら樹木を見て回っていると、
ドリルで穴をあけたような痕跡が、
「これは何なのか?」しばし悩んだことがあります。
どう見ても
人為的な穴が、開いているではありませんか。
『なぜに・・・』、『何のために』
私たちの管理している「桜」は、以前にもお話ししたと思い
ますが、山の道路の際にも植えています。
その土壌は、良いものとはいい難く、『ただ』植えたの
では、その成長度合いが、著しく劣ります。
また、その樹木の根の成長も(個体差はありますが)、
添え木をして5年以上も、その添え木を取ることができ
ない時もあるのです。
そんな「桜」を見るに見かねて
その生育をさらに遅らそうと考えたのか?
成長が良くないので、刺激を与えたのか?
あるいは、自己的な学問のために、その回復度合い等を
調べるために、傷をつけたのか?
頭の中を、いろいろ駆け巡ります。
いろいろなことが起こるものだなと思い、その成長を見守る
ことにしました。なかなか根も張らず、添え木なしでは、自立
できない状態が数年続き、いよいよ、『植え替え』が必要か
なと思い、そのために添え木も外しました。
添え木をはずすとやはり、樹木は風に吹ふかれては、右左に、
その体を躍らせます。
時には、足で蹴られたように斜面側に、
その身を預けます。
そこへ、救世主か?
ちょうど、時間となりました。
またお会いする機会を楽しみに・・
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