測量山の桜 Season1 〔 強運の桜 〕
今回は、測量山にある強運の『 桜 』をご紹介します。
この桜、その存在を発見したのは女測量山の斜面でした。
いつものように草刈り等作業の最中、刈った草を斜面の方へ
処理していたところ、高さ1mくらい、葉が桜のような幼木
を発見、近づいてよく見ると桜のようです。管理の最中に、
草等と一緒に処理してしまう可能性もあるので、
「しばし考え、自宅の庭で、ある程度成長させよう」
持ち帰りました。
1年ぐらいたった頃、1.5mぐらいに成長し、樹勢も良好で
「まずまず」と思っていたところ、
また、事件が起こるのです。
枝も出て、これからというときに、その枝の上方から幹を切ら
てしまったのです。さ〜て「 大変 」・・・・
ある場所で、枝を主幹にするような作業を見ていたので、その
枝を直立させ、樹形を保とうと頑張りました。その甲斐あって
立派に成長し、今では、かわいい花を枝いっぱいに、咲かせて
います。
その姿を見ていただければわかりますが、
その傷跡は、今でもこの桜〔 強運の桜 〕の代名詞と
として残っています。
犯人は、特定できませんが、わかっています。
なんと、管理者の庭に、突然植えられた桜、
『盗んできた桜』と思われたようです。
これは、管理者の責任
人相が悪かったのか?
顔が「悪党」臭く見えたのか?
この時、感じました。
桜の管理者には、『人徳』が必要であると・・
この桜、マメザクラ系統の桜だと思います。
その親木は、今も女測量山に、樹勢はよくありませんが存在
します。その親木からの、実生により成長したと考えられ、
測量山においても、
「自然に実生により成長する」
ことが証明されたこととなります。
自然〜て、素晴らしい〜
そうすると、親木は、
先輩(先人)達たちが植えたこととなります。
先輩(先人)達に感謝です。
先輩達からの思いも受け継ぎ、この桜〔 強運の桜 〕を大切に
育てたいと思っています。
この桜からは、さらに実生で育っている桜があります。
樹勢のあまり良くない桜からは、三代目となります。
測量山を代表する「 桜 」と
なっていくことを楽しみに、また管理に励みます。
ちょうど、時間となりました。
測量山の桜 Season2、Season3 と機会が
ある都度、ご紹介したく思います。
乞うご期待・・・・
それでは、
またお会いする機会を楽しみに・・・
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