花会話
ウイルス等いろいろと世の中が騒々しい中、測量山の桜が見頃を
迎えています。以前にもお話した測量山の〔 強運の桜 〕の写真
を掲載します。ご覧になってください。
また今年も、たくさんの花を咲かせました。来年も花を
咲かせるために、努力です。
さて、話は変わりますが、今年も桜の苗木を「 日本花の会 」
さんから、送っていただきました。少しでも、多くの品種の桜
を見ていただければと、思ってのことです。
また、測量山には、半世期以上も経過していると思われる桜
も存在します。山で育つ、山に強い、桜の個体を、次の世代
に引き継ぐことができればと、接ぎ木の勉強もしています。
個人としても、種から台木を育てているのですが、なかなか
状態が良いものが育たないので、数年前から「 日本花の会 」
さんから、台木も送っていただいています。
昨年と今年では、形質の違う台木が送ら去ってきました。
昨年は実生台木、今年は継ぎ台木、その状態には違いがあり
ます。未熟者が作業をしていて、今年のほうが、継ぐ作業が
しやすかったような感じがします。
これも、先生はじめ、送っていただいた職員さんたちに感謝
です。台木にも、いろいろな状態があること、それによって、
作業のしやすさ等が変わることなど、
作業をしている最中、
「なぜ、この台木を送ってくれたのかなあ?」
「活着率は、今年のほうが上がるのではと・・」
いろいろと考えさせられました。
それが、なぜか相手がその場にいないのに
『 会話をしているようで 』不思議な気持ちで・・
でも、それが樹木(花)を通しての会話なのかなと・・
良い経験をさせていただきました。また、作業に励みたく思い
ます。
「 あなたのレベルでは、そんなもんネ 」と
樹木たちに笑われているかもしれませんね。
それでも、必ず『 明日はある 』
『 あるはずだから 』と思って
ちょうど時間となりました。
また、お会いする日を楽しみに・・
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