2010/04/10 18:01:59

腹がたったー 1 (2)

腹のたつことは重なるもので、このブログにおいては、政治の話は語るまいと
の思いでいましたが、あまりに 「腹がたったー」 ので、今回ともう一度かぎり、
お話をさせていただく事をご容赦願います。

何に、「 腹がたったー 」のかは、先ごろの郵政問題です。政権が変わり、その
当初より約束だとか、どのようになるのかなと思っていましたが、出てきた内容は、マスコミ等が批判している通り、穏やかなものではありません。まあー、内
容についてのは、それぞれの識者にお任せするとして、 小泉「郵政選挙」から
今回の郵政問題までどのような経緯をたどったのか。その中に、いったい何が
隠されているのかを考えてみたいと思います。

2005年 8月 8日 参議院本会議で、郵政民営化関連法案が否決され、か
ねてより、否決された場合には、衆議院を解散して、「国民に信を問いたい」と
行っていた、時の総理大臣が衆議院を解散して、総選挙へと進み、自民党の
圧勝となったのは、まだ記憶に新しいものと思います。 その解散劇の中で、
郵政改革に反対し、 新党を結成し、 その衆院選挙で勝ち残った議員たちは、
その後も「郵政を元に戻す」「小泉改革は間違いだ」と言い続けて、現在に至っ
たわけですが、 新党結成時に「郵政改革はけしからん」とおっしゃていた人達で、現在も熱心に頑張っていらしゃる方は、たった一人のように思えます。 前
回の衆議院選挙において、議席を失ったようです。

話は、前えと戻りますが、参議院での郵政民営化関連法案が否決されることが濃厚となった前夜、これで「小泉をつぶせる」とばかりに祝宴を催していたとその当時は、裏話としてささやかれていました。それまでにもマスコミ等では、耳障りの悪い 「乱暴な」 言葉ばかり話され、これがテレビの画面等を通して、
私たちの目に届いたのは、誰しもが思い出す出来事でしょう。

  賛成・反対があって、大いに議論を戦わせるのは、政治の世界では当然の
  ことと考えますが、そこには、議論の以前に 『 怨念 』 さえ見え隠れする
  ように思えたのは、私だけだったのでしょうか。

  「政治の世界」は、私には理解できませんが、 よく『怨念』の渦巻く世界と呼
  ばれることもあります。政治の内部では、あるのかもわかりませんが、私た
  ちに、その 『 怨念 』 を植えつけさせるような行動を政治の場を介して、行う
  ようなことをしてはなりません。

政治とは、人々の利害の対立を調整し統合することと言われます。 私たちの
「賛成」・「反対」を政治の場で調整し、丸く収まるようにするのが政治の役目な
のではないのでしょうか。丸く収まるようにしても、なかなか思うように行かない
のは、私たちも十分に理解しています。 しかし、特定の利害を代表し、特定の
者のために政治を利用することは、 政治をただただ混乱させることになるとは
思わないのでしょうか。 今回の郵政問題は、 どうしてもそのように見えるのです。

  私は、公務員が嫌いです。われわれの税金で生活していながら、
  われわれにその対価であるサービスを十分には提供していない
  と思うからです。

公務員問題はさておき、 三公社5現業と言われた時代から、 すでに旧国鉄は民営化され、 電信電話公社はNTTに変わり、その中身は凄まじい勢いで変化
させられていると聞きます。やはり、国に近い存在の会社等が、その存在意義
を問われ形を変えていくのは、時代の流れだったのではないかと思うのです。
しかし、 今回の郵政問題は、 その時代に逆行するように思えてならないのです。そして、さらに、ある特定の政治家によって、『怨念』を植えつけられ、サー
ビスを十分に提供しないだけでなく、 怨念を抱く(あからさまに抵抗し、 多数を
撮ることによって、それを正当化しょうとすること) ことまでも提供しようとしてい
るのです。はたして、それが本来の

  「人々の利害の対立を調整し統合する」ことへと、
                      繋がっていくのでしょうか? 

繋がることは少ないように感じます。 国民を無視した行動等が取りざたされ、
現在の政治があるのであれば、 私たちの政治の未来には、何があるのでしょ
うか。あまりにも、切ない思いがします。

  郵政に関して2点


    1.以前テレビで見たのですが、担当者がお話していた、半径2.5キロ
      (1.5キロ)ぐらいの範囲での (郵便局の担当範囲) 上限200万円
      無条件融資

    2.全国を何ブロックかに分ける分社化

  この2点を考えて見たら、また状況が変わるかも知れません。
 


    不動産屋として、思いもかけないところで、「怨念」を持たれ、

    有権者として、政治を介して「怨念」を抱かされ、

    本来、持たせても抱かされてもいけないもの・だめなもの

    の両当事者となったことに対して、

       非常に 「腹がたったー・・・・・」



「桜も、今日も元気です」とは、報告できない状況が起こりました。その報告は
後日に回すとして、 だんだんと芽も色づき、 開花が近くなっているようです。
腹がたつ思いを吹き飛ばすような桜花を見たいものです。











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