2013/09/29 10:43:55

葛飾区 高齢者専用住宅の確認方法を徹底

東京・葛飾区が運営する高齢者専用住宅で、死亡した女性が4か月間発見されなかった問題で、区はこうした住宅で住人を見回る担当者を集めた会議を開き、住人の確認方法を徹底しました。


今月10日、東京・葛飾区の区が運営する高齢者専用住宅で、1人暮らしの80代の女性が死亡しているのが見つかりました。
女性は死後4か月ほどで、この住宅では孤独死などを防ぐために区が委嘱した住み込みの担当者が週に1回見回りを行うことになっていましたが、この間、女性と連絡が取れていなかったということです。
住人の確認方法は、それぞれの担当者に任されていたことから、区は確認方法の指針を作成し、28日、区内に25ある高齢者専用住宅の見回り担当者を集めた会議で徹底しました。
それによりますと、住人と直接会うか、インターホンで話して様子を確認し、住人が不在だった場合には、あとで連絡するよう促すメモを残すということです。
会議のあと、それぞれの住宅や住人の事情に合わせた対応について、区の担当者がアドバイスしていました。
参加した見回り担当の女性は、「孤独死が起きてしまったのはショックで、安否の確認が難しいこともあるが、ふだんから健康状態を細かく確認していきたい」と話していました。


NHKニュース 9月28日 12時58分




2013/09/29 10:40:56

LIXIL 独大手買収を発表

大手住宅設備メーカーの「LIXIL」は、台所や浴室まわりの機器を手がけるドイツの高級ブランド「グローエ」グループを日本政策投資銀行と共同で3800億円余りで買収することを正式に発表しました。


それによりますと、LIXILは日本政策投資銀行と共同で、グローエの株式の87%余りを現在の株主である投資ファンドから取得します。
買収額は、負債の引き継ぎ分やグループ子会社の株式の取得分も含めて、29億3500万ユーロ(日本円で3800億円余り)に上るとしています。
グローエは、台所や浴室まわりの幅広い製品を製造、販売するヨーロッパ最大級のメーカーで高級ブランドとして知られています。
LIXILは、この買収を足がかりにヨーロッパ市場で自社製品の販売に乗り出すほか、グローエブランドの日本やアメリカでの販売を進めたい考えです。
LIXILは、先月もアメリカの大手トイレメーカー「アメリカンスタンダード」を530億円で買収しています。
LIXILの藤森義明社長は記者会見で「日本市場は大きな成長は見込めないため、海外に出て行かざるをえない」と述べ、世界戦略を加速させて今後の成長につなげたいという考えを示しました。


NHKニュース 9月26日 21時41分




2013/09/19 17:22:13

リニアの駅とルート最終案発表・地価はどう動くか

14年後の2027年に東京・名古屋間で開通が予定されているリニア中央新幹線について、JR東海は18日、駅の場所や詳細なルートの最終的な案を沿線の自治体に伝えました。


東京・名古屋間をおよそ40分で結ぶリニア中央新幹線は、山梨県内の実験線で営業運転に向けた走行試験が先月から再開されています。
JR東海は18日、リニアの工事が環境に与える影響を調査した結果をまとめた書類を、沿線の7つの都県と39の市区町村に提出し、山田佳臣社長が名古屋市の本社で記者会見して、駅の場所や詳細なルートの最終的な案を発表しました。
それによりますと、リニアの駅は、東海道新幹線の東京・品川駅と名古屋駅のいずれもホームの地下に設置されます。
また中間駅は、神奈川県相模原市緑区のJR橋本駅近くの地下、山梨県甲府市大津町の地上、長野県飯田市上郷飯沼の地上、岐阜県中津川市千旦林のJR美乃坂本駅近くの地上に設置するとしています。
ルートのほとんどは地下のトンネルを通り、岐阜県中津川市と相模原市緑区に車両基地が建設されます。
JR東海は今後、沿線の自治体で合わせて92回の説明会を開き、住民などからの意見を聞いたうえで、来年度の着工を目指すことにしています。
JR東海の山田社長は「今後は意見を伺いながら1日も早く工事にとりかかれるよう努力していきたい」と述べました。



リニア中央新幹線計画とは


「リニア中央新幹線」の計画では、14年後の2027年に東京・名古屋間で、さらに32年後の2045年に大阪までの全線で、開業が予定されています。
車両製造も含めた建設費用は、東京・大阪間の全線で9兆300億円と見込まれ、JR東海が負担します。
最高時速は500キロで、東京・名古屋間は東海道新幹線に比べておよそ1時間短い40分で、東京・大阪間はおよそ1時間20分短い1時間7分で結ぶ計画です。



環境影響を調査


JR東海はこれまでに、東京・名古屋間をほぼ直線で結ぶおおまかなルートを明らかにして、建設工事が周辺の環境に与える影響を調査してきました。
18日、JR東海が公表した「環境影響評価準備書」には、こうした調査の結果が盛り込まれています。
ここではあわせて、東京・品川と名古屋市内に設けられるターミナル駅、それに、神奈川山梨、長野、岐阜の各県に1か所ずつ設置される中間駅の詳細な場所が記されました。
今後、JR東海は、こうした内容を地元の自治体と住民に説明して意見を聞く予定です。



走行試験本格化


一方、JR東海は山梨県内の「実験線」の区間をそれまでの18.4キロから42.8キロに延長し、先月29日からは営業用の最新型車両「L0系」を使った本格的な走行試験を始めました。
今後、12両の長い編成でも走行させ営業運転に向けて、安全性などを確認します。



ダイヤと運賃は


リニア中央新幹線のダイヤはまだ決まっていませんが、JR東海は、東京・名古屋間で、1時間に上りと下りをそれぞれ5本ずつ走らせることを想定して計画を進めています。
このうち多くは東京・名古屋間を最短で結ぶ列車で、残りが各駅停車になる見通しです。
所要時間は、東京・名古屋間をノンストップで結ぶとおよそ40分で、中間駅に停車するごとに8分ずつ伸びると見込まれています。
単純計算では、各駅に停車した場合、東京・名古屋間は72分かかることになります。
また片道の料金について、JR東海は今のところ東海道新幹線の東京・名古屋間の料金と比べて700円高くなると想定しています。
東海道新幹線の「のぞみ」が担っている、東京と名古屋の間を最短で結ぶ役割は、リニアに移行することになり、東海道新幹線は停車駅の多い「ひかり」や「こだま」の運行が増える見込みです。



リニアのルート 9割近くがトンネル


公表されたリニア中央新幹線の詳細なルートによりますと、東京・名古屋間の全長286キロのうち、86%にあたる246キロが都市部の地下や山間地の「トンネル」になります。
このうち、東京、静岡県内、愛知県内はすべてトンネルで、品川駅地下のターミナルを出発して名古屋方面に向かうと、42キロにわたってトンネル部分が続きます。
神奈川県相模原市の橋本駅付近に設けられる最初の中間駅も地下で、その先の相模川を渡る付近でいったん地上に出ますが、再びトンネルに入ります。
JR東海は、地上部分でも市街地などでは防音のために、線路全体をコンクリート製の「フード」で覆う方針です。
しかし、地元の自治体からは外の景色を楽しめないとして改善を求める声が出ており、JR東海はフードに「小窓」のようなものを作って外の景色が見えるようにする対策を検討しています。



来年度着工目指す


こうした手続きや試験を経て、JR東海は「工事実施計画」を国に申請する予定で、来年度の「着工」を目指しています。
経済界からは、東京オリンピックが開かれる2020年に開業の前倒しを要望する声も出ていますが、JR東海や国土交通省は「難しい」という認識を示しています。


NHKニュース 9月18日 18時19分


■今後、駅周辺の地価が、どのように推移していくのか注目ですね。








会社概要

会社名
慎和企画(有)
カナ
シンワキカク ユウゲンカイシャ
免許番号
埼玉県知事免許(3)0021936
代表者
井能 康行
所在地
3400033
埼玉県草加市柳島町216−4
TEL
代表:048-927-0070
FAX
代表:048-954-8677
営業時間
10:00〜18:00
定休日
水 ・他 / メール  sinwakikaku@gmail.com
最寄駅
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