2008/11/30 16:44:55

風の余話

11月28日に参議院本会議にて「長期優良住宅普及促進法」が可決成立した。施行は来年4月頃予定。と報じられた。この「200年住宅」構想は、福田前首相が首相就任前の群馬県本部新年賀詞交歓会に先だつ講演で構想を披露していたので注目はしていた。
我国の住宅は平均30年で解体されている。これを欧州・英国並みにするという考えである。例えば英国は平均77年であるという。これが普及すれば解体によるごみが減少し環境負荷が減り、森林保護、自然保護のつながる効果が期待できる。と言うものである。

この「200年住宅」普及に関連して思い起こすのは奈良法隆寺棟梁西岡常一氏の著作「木のいのち木のこころ」である。世界最古の木造建築物法隆寺は築1300年である。木の二つの命を長く生かすにはどうするのがよいのか。樹齢と用材として生かされてからの耐用年数のことである。
飛鳥人はこの事を良く考えて「口伝」として伝えてきたと言う。この時代から自然保護、森林保護、環境保護の概念があったと考えると、現代人は古代人におおいに学ぶべきである。この機会に是非一度読んでいただきたい一冊である。




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