風の余話
昨日、福島原発の被災した原子炉を、壊れた炉心を冷却し、汚染した冷却水。この汚染水を汚染水除去装置で処理した後、タンクに貯蔵されていた処理水の海洋への放出が始まった。トリチウムは海水で希釈し、基準値以下で安全という評価である。この放出が30年間続くという。
福島原発の事故から12年である。そして、処理水の海洋放出を迎えた今、思い起こされるのは、没後110年経過した田中正造の足跡である。今では、遠い昔の話として忘れられている足尾鉱毒事件。谷中村をはじめとする渡良瀬川流域の鉱毒被害に苦しめられた、農民の救済のために生涯をささげた人物である。
正造は「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」と言った。
この名言をかみしめる。
今、正造が生きていたならば何といったであろうか?そして、我々をどのように導いてくれたであろうか?
風の余話
コロナワクチンの2回目接種が済んで10日経過した。6月11日に1回目接種し、2回目は7月2日。午後2時30分に接種し、夕方少しだるさを感じ、微熱の様なので、夕食後早めに就寝。副作用が出たのか?
翌日、やはり微熱感、違和感が有るので、体温を測定したところ、37.3度で有った。接種した患部の痛みは有るが、これは前回と同等で我慢できないほどでもない。日中は身体が何となくだるかったが、何とか仕事をこなした。夕食後、再度体温測定。矢張り37.3度であった。
氷枕(アイスノン)を当て、早めに就寝した。夜中に2〜3度氷枕交換した。
翌朝は、熱も下がり平熱となり一安心。
ワクチン接種の副作用は人様々。友人などは腕の痛みが有っただけという。
2回目接種も終え、免疫が出来たので、一安心であるが、デルタ株が蔓延してきている様なので、マスクの着用はしばらく続けることになる。
風の余話
高崎市内は近年、マンション建築ラッシュの状況。高崎駅周辺から市役所近郊まで大手マンション業者の進出が目覚ましい。
高崎駅は新幹線で東京駅まで約1時間。東京への通勤圏である。市も東京在住の方々に高崎の魅力をPRして、移住を働きかけてきていた。コロナ禍の時代。リモートワークが推進される時代でもある。魅力ある街である。
首都圏のマンション販売価格より割安でもあり、高崎に居住すれば、県内には温泉地も多数あり、山、湖、等々豊かな自然を満喫できる。
しかし、地場の業者にマンション販売の協力が出来るかというと、難しい。当社のような郊外に店を構えているとなると、全く蚊帳の外。