2010/12/01 17:05:23
風の余話
今日は、役所回り。警察署回り他。法務局は年末になると混雑するが、今日は、未だ平常である。窓口の混雑は少ない気がする。やはり不景気を反映しているのかとも考える。
今日は私の住む地域では、「屋敷祭り」の日である。屋敷内に祀ってあるお稲荷様に赤飯、豆腐、尾頭付きの魚をお供えする。そして、今年1年の感謝と、家族の無病息災、家内安全を祈願する。農家であれば更に豊作の祈願がある。今の我が家の祠は市販のコンクリート製のものであり、中に1対のお稲荷様が祭ってある。
昔、実家の父は屋敷稲荷様の祠を竹で骨組みを作り、屋根は藁を編んで毎年新調した物である。広い屋敷の北西角に1基、更に、地続きの東の畑の隅に1基と2基作っていた。振り返ると、農民であった父の熱い素朴な思いが伝わってくる。
分家の我が家では、妻が準備して炊き上げた赤飯ができた様なので、今日は仕事を早く切り上げてお稲荷様にお供えをし、家長の勤めを果たしたい。