2011/02/13 15:39:41
風の余話
今朝は天気も良かったので、予てから朝の斜光線の中で撮影したかった場所へ取材に出かけた。目的物を撮影後、近くの梅林の梅が数本8分咲きとなっているのを発見。もう春は近い。
第6回玉村町自主企画映画上映会に妻と出かける。上映作品は「川の底からこんにちは」石井裕也監督作品である。2010年キネマ旬報ベストテン第5位、2010年映画芸術ベストテン第6位という。
主人公佐和子は田舎から彼氏と駆け落ちして上京。その後平凡な、怠惰な日常生活を5年間過ごし、病に倒れ病床にある父親を見舞いに故郷に戻る。成り行きから父親が経営している小さなしじみ工場の後継者となる。コミカルな人間模様の中でもまれながら自分を取り戻し、何の才能も無い「中の下」の自分には頑張るしかない。ということで力強く生きていくことを決意する主人公であった。
自分も大した才能も無いので兎に角前向きに頑張るしかない。妙に納得した。