風の余話
今日から日本リアリズム写真集団前橋支部の写真展が前橋市にある、県生涯学習センター1階展示室で開催されます。午前9時から午後6時まで。(6月2日まで。最終日は午後3時)
今年は旧六合村の養蚕農家伝統的建造物群の赤岩地区はじめ、他地区にも足を延ばし取り組んだ作品群です。6人の会員、会友のそれぞれの旧六合村を御高覧下さい。
6月1日(土)午後2時から写真家小池 旺先生の公開講評がありますのでお出かけ下さい。
昨日は終日、写真展の飾りつけでした。
風の余話
飛鳥寺の駐車場の道路を隔てた東南に小高い丘がある。土地の村人の話では、この丘には飛鳥寺の瓦を焼いた登り窯の遺跡がある。朝鮮からの渡来人がここで瓦を焼いた。その瓦の一部は今でも法隆寺の屋根瓦として使われていると言う。仏教伝来と共に多くの朝鮮からの渡来人が来て、様々な技術を教えていったのであろう。飛鳥寺の飛鳥大仏も渡来系の止利仏師の作である。(鞍作止利)
残念な事に、この丘には登らなかったので、次回が楽しみ。
更に南に行くと、酒船石遺跡である。ここの花崗岩で出来た亀形の構造物と小判形の構造物は何に使ったのであろうか?現在も謎が多いという。斉明天皇に時代、天皇が祭祀に使ったと言う説が有力と言うが、祭祀の際どのように使ったのであろうか?
これは宿の帰ってからもずっと謎の解明に考え込んだが、想像を膨らませるには楽しい遺跡であった。
風の余話
先週前半は40数年ぶり?で風邪で発熱し2日間寝込んでしまった。どうしたことであろうか?
週末は風邪も少し快方に向かったので、以前から予定していた大阪の長男夫婦の新居見学、訪問となった。新築マンションのゲストルームを予約しておいてくれたので2泊できた。
奈良の飛鳥路方面見学に長男の運転で、4人で出かけた。「甘樫の丘」の麓にある物産店「夢の楽市」で休憩し、地元の物産を買い求めた。すると、お腹の大きくなった嫁の姿を見た地元の御婦人から「丈夫な赤ちゃんを産んでおくれ」と言って菜花の束を三束他を頂いた。長男夫婦はビックリすると共に、ありがたく感謝一杯でお礼の言葉を述べていた。古の飛鳥人が突然現れたのかと思った。私も妻も感謝、感激であった。名前も聞かず申し訳ない気がした。人情未だ失われていない飛鳥の人々である。
飛鳥寺を見学。以前のツアーの旅程には無かったので是非見学したいと考えていた所である。蘇我馬子が発願し、推古天皇の時代に創建された古く、歴史のある寺。飛鳥大仏を見学。日本最古の仏像である。
この仏像を初めて見た飛鳥人はどのような思いであったろうか。聖徳太子は?蘇我の馬子は?と思いながら仏前に座って考えながら、お参りした。