風の余話
袴田事件の袴田さん再審決定のニュースは衝撃だ。警察が証拠を捏造したと裁判所が認定した。警察が証拠とした品物が、証拠を捏造したことの証明となった。最新のDNA鑑定の結果である。検察は即時抗告せずに、再審に進めて欲しい。しかし、国家権力は恐ろしい。有ってはならない冤罪をつくる。
先日、ついに長年乗り続けた愛車スズキSJ10(昭和54年式)を下取りに出した。4月7日に車検切れるため、新車と入れ替えた。どこか懐かしい2ストロークのエンジン音であり、山間部の狭隘道路の集落への取材時には欠くことのできない相棒であった。しかし、排気ガスの事、エンジン音の事、税金の事等々でついに諦め、新車を買うことになった。ディーラーの担当者に鍵を渡す時は感無量であった。長年愛用し、愛着のある車であった。又、周囲の人にも愛された車であったが廃車とした。
今度は妻も運転できる同じスズキのハスラーにした。納車が8月頃となる見込みと言われて驚いている。消費税の駆け込み需要と重なって生産が間に合わない状況のようだ。
風の余話
25日は仕事で川崎市へ。川崎駅からバスで移動時、バス内で男子大学生さん?に席を譲られ恐縮。大丈夫と一度断ったのだが、遠慮せずに席に座った。有り難い。しかし、自分ではまだまだ若いと思っていても、他人が見るとやはり年齢相応ということか。 仕事が終わり、帰りの電車では直ぐに寝てしまった。
昨日は仕事で埼玉県岡部町へ車にて出かけた。先月の大雪で、ビニールハウスの被害が目に付いた。群馬と同じである。
風の余話
先週末は彼岸の墓参を済ませた後、旧六合村に取材に出かけた。午後より悪天候となり、計画変更し草津温泉マンションに行く。草津温泉は更に悪く吹雪となっていた。外出し温泉街散策もままならないので、終日部屋にこもり温泉に入ったり、読書をしたりして過ごした。
読書は田宮虎彦の「足摺岬」「異母兄弟」等、半自伝的作品であった。戦前の暗い時代に青春を過ごした若者達の姿、弱者に温かい目を向けた描写は心を打つものがある。
翌日は吹雪も収まり晴天となったので、早速、旧六合村に出かけた。その中の赤岩地区は養蚕農家の伝統的建造物群に指定されている。木造3階建ての養蚕農家関翁宅を訪問。以前に3回程訪問させていただき、養蚕農家の建物、生活用具、等について説明を受けた。翁には大変お世話になっている。御夫妻とも高齢にもかかわらずお元気であった。2月の大雪の建物の被害も無く幸いであった。