風の余話
早朝、庭先に立つと金木犀の甘い香りが漂う季節となった。秋、運動会のシーズンであり、子供の頃を思い出す。先週の土曜日は孫の運動会。一番上の孫は6年生。小学校生活最後の運動会であったが、生憎、私は日本リアリズム写真集団前橋支部写真展の公開講評開催日でもあり、担当事務局で責務も有り見学に行けなかった。妻の話だと元気にリレーの選手や、組み立て体操等に活躍していたとのこと。
その写真展であるが、昨日最終日。会期5日間で700名を越える来場者を迎えることが出来た。 毎年この写真展を楽しみにして来場していただく人が大勢いるのでありがたい。
「昔懐かしい農村風景、生活が写され心和む。」「山村の人々の表情が良い。ほのぼのとする。」「どこの写真展でも見られる美しい風景写真が展示されていないのが良い。他の写真展では見られない作品があるので楽しみ」「身近な地元、地域の伝統行事、文化が写されて貴重である。」等々。
来場者の皆様と楽しく会話でき楽しい時間を共有できたのも嬉しかった。
過分のお言葉を多数いただき会員一同恐縮している。これを励みに来年に向け活動を続けたい。
風の余話
今日はお彼岸の中日で秋分の日である。朝は初秋にしては少し冷えていた。
日本リアリズム写真集団前橋支部写真展が明日24日から28日まで開催される。今日は終日展示の為の飾りつけ。6名で100点余の作品を準備したので時間も費やした。
課題部門は旧六合村を取材したものを昨年に引続き展示した。二年目となりまた違った旧六合村を見ていただけると思っている。
自由作品は会員夫々の持ち味を出した、個性ある作品が並んだ。都市化の波が押し寄せる農村に受け継がれる農の心、養蚕農家集落に残る養蚕を題材にした神楽の舞、過疎化の進む山村(南牧村)の生活、東日本大震災、原子力発電所事故災害のその後の現状、田園の案山子の或る風景。自然の造詣、季節の移ろい、動植物の営みの中に流れる無情感。の6作品。
県内数ある写真展の中でも異色の写真展と自負しています。
会員が、この一年間夫々が取り組んできた作品なので、是非御来場いただき、感想などいただければ、又、来年の励みになり飛躍もできます。
風の余話
朝晩肌寒くなってきた今日この頃。先週末土曜日の朝、散歩の出かけると、烏川の川面に川霧がうっすらとたちこめていたのに驚く。この秋一番の冷え込みである。近年温暖化で秋の彼岸でも暑い日々が続いていたので驚く。季節が昔に戻ったごとく感じた。
墓参に出かけた。寺の境内のあちこちに彼岸花の群落がいづれも満開であり、初秋の彩であった。