風の余話
今日は毎年恒例となっている信州真田の里の「リンゴ狩り」である。リンゴの木のオーナーである。毎年真田町の「青葉会」のリンゴ農家の皆さんにお世話になり、蜜がたくさん入っているおいしいリンゴ〈フジ)を収穫できる。
今年は台風の影響も受けないで、順調に生育し、大きくて甘いリンゴとなったと地元の方の話。そして、今日は穏やかに晴れた日であり、寒くなく、収穫作業も苦も無くで来た。10KG入りの箱が7箱程収穫できた。
収穫のあと、早速、皆でリンゴを試食。大きくて、真っ赤な、蜜のたくさん入った取れたてのリンゴは格別おいしい。孫達はじめ、皆、大満足で大喜びであった。
孫達も大きくなり、部活動が多忙となり、又、長男の家族も二人目の子供が誕生したばかりということで、参加できなくなった。孫6人中2人の参加であるが、それでも楽しくにぎやかにリンゴ狩りができて満足であった。その後、町営の温泉施設で暖まり昼食を済ませ帰途についた。
風の余話
月曜日、火曜日と大阪府摂津市へ出張。往復の新幹線の車窓からは、高層ビル群が無数に目に入る。浦和新都心、東京都心、横浜、名古屋、京都、大阪と高層ビルが林立している。今、問題となっている杭打ちデータの偽装。これらのビル群はどうなっているのか?と自然に考えてしまう。
杭打ちデータ偽装による、建物の強度不具合、傾斜が発生した場合、マンション販売の場合、隠れた瑕疵になるが、知っていて告げなかったのか、知らなかったのかも問題になるところ。
いずれにしろ、不動産業界、建設業界の信用失墜であり、信頼回復は容易ではない。
高崎発6時17分の新幹線に乗ったが、高崎からほぼ満席になり驚いた。新幹線通勤の人がいかに多いか再認識した。東京駅まで約1時間弱である。首都圏の人々を高崎に居を求めていただくような取り組みを積極的に行い、商機を広げたいものである。
風の余話
今日は懇意にさせていただいている山村のNさんご夫妻が、2ケ月毎に通院し、投薬を受けている高崎の病院の帰りに沢山の山の幸を届けてくださった。誠にありがたく恐縮。ご主人92歳、奥様91歳という。山奥の自宅から車で1時間余。元気なご主人である。奥様は少し腰が痛いという。心配である。
今、高齢者の運転免許証返納が増加し、当地群馬県でも過去最高の返納があったという。認知症の高齢者が歩道に乗り上げ暴走し、死傷者が出たという悲惨な事故があった影響は大きい。事故を起こされてはと家族の方の心配がつのり、返納を勧めていることも影響していることもあろう。当然の成り行きである。事故を起こしてからでは遅い。
しかし、山間地の高齢者は車が無ければ、町へ出て生活用品の買い物や、病気による通院、農作業で畑へ行くにしても、車が無くては生活できない厳しい現実がある。
Nさんご夫妻のご健康を祈るばかりである。