2015/12/01 15:44:53
風の余話
今日から12月である。当地では1日は屋敷祭りである。昔は屋敷神様(お稲荷様)の新居を、篠竹の柱で作り、屋根は稲わらで葺いて、夕方には、赤飯、お頭付きの魚をお供えした。父がいつも作業していたのを見ていたものである。今はどの家庭も、コンクリート造のお社が祀られており、供物を捧げてお祈りする。我が家も同じである。妻が供物を準備し、私がお供えする役割である。
このころになると、上州名物の冷たい空っ風が吹き、周辺の山々、赤城、榛名、浅間の山々も白く冠雪したものであった。
今年は今日の朝の天気予報では、暖冬だという予報である。空っ風が吹かない日々が続いている。先日、甘楽町の干し芋作り農家を取材したが、影響が出ているという空っ風が吹かないので、芋が乾燥しないので、カビの発生を心配しておられた。
一昨年のような大雪が降るのも困るが、適度な気候、季節の移り変わりはあって欲しいものである。