風の余話
当地の桜も昨日開花した。しかし、今朝は寒い朝であった。少し足踏みするかも?
先日、新潟県湯沢町のリゾートマンションの問題点を指摘した記事を読んだ。スキー人口の減少で、リゾートマンションが値下がり著しく、持っているだけで、管理費、修繕積立金、固定資産税等々負担が重くのしかかる負動産となっている現状が紹介されていた。ここまでは、従来から話題になっている事で有ったので、うなずきながら、特段驚きもせず読んだ。
しかし、昨今は「180万円負担してくれれば、貴方のリゾートマンション買います」というDMが届く時代であると。腐動産という言葉を造語し、現状の紹介である。妙に納得する表現であった。
業者はそれを買い取って外国人富裕層に再生転売する考えという。
確かに、我が家の草津リゾートマンションも天狗山スキー場は直近にあるが、スキー板、スノーボートを抱えて来る人は好くない。しかし、草津温泉は泉質も良く、温泉街には魅力満載な商店街、施設等々が有り、散策していても飽きることが無いリゾート地である。我が家から車で2時間弱の立地である。
リゾート地は魅力を複合的に揃えて行かないと、継続して集客を続けることは難しい時代である。
風の余話
昨日、家族信託の研修を受講。3時間。風の強い寒い日であった。夕方から草津温泉へ。
朝、起きてみるとマンションの周囲は一面の銀世界で有り、びっくりした。さすがに草津は寒い。温泉の温かさが有り難い。
草津の温泉街も近年様変わりである。十年ほど前は、湯治場という雰囲気が未だ残っていて、高齢者が浴衣で散策しているという、一般的な温泉街であった。しかし、近年は、若い人が多く、若いカップルの似合う街に変化してきている。商店街も行くたびごとに、店が変化している。土産物店や、飲食店も若者向けのハイカラな、都会的センスのあふれた店に改装されている。若者の街に変わってきている。
しかし、変わらないのは、温泉の温かさ、恵みである。妻の足首の痛みも草津温泉のおかげで、今朝は痛みも飛んで行ってしまった。有り難い。
風の余話
今年の地価公示が発表になった。27年ぶりに地価が上昇したという。当地高崎市でも高崎駅周辺では開発が進み、地価が上昇した。今後、高崎駅東口には今秋開館を迎える高崎芸術劇場や、高崎競馬場跡地に建設中の県の大型イベントホールの完成を来年に控えている。開発のラッシュという状態。
東毛幹線道路(国道354号)の開通後、高崎市東方面の地価上昇は見込まれていた。住宅地も少しであるが上昇に転じている。しかし、郊外は相変わらず低く、横ばい傾向、若干の下落が続いている。
今春闘で勤労者の賃金が上昇して、住宅取得の意欲が増すような結果を期待しているが、現実は厳しいようである。