風の余話
引きこもりの中高年の人が61万人有るという。引きこもりの人の無差別殺人事件、家庭内暴力を引き金に、親が子をやむなく殺すという事件が発生した。
同じ世代の子を持つ親として、他人事とは思えない、一歩間違えば我が家も同じことが有ったかもと考えさせられる事件で有る。
引きこもりの原因は多種多様である。
我が家でも40数年前に家を建築したが、子供の個室を作るという事の良し悪しを建築屋さんからアドバイス受けたことを思い出す。今日の引きこもりを想定していたとは思えないが、当たらずとも遠からずである。
家の間取りも一考を要すのではないか?昔の田舎の日本家屋やモンゴルの移動しやすい「ゲル」等の場合は引きこもる部屋さえ確保難しい。
令和の時代、新しい家族の在り方、家庭での過ごし方、を新しい発想で提案するハウスメーカーが出ることを期待する。
もう一つ。違う視点から。
引きこもる人は何らかの原因で心を病んでいることが考えられる。その時、家庭内にペット(例えば犬等)を飼育して、心を癒すこともを考えてみては?再出発するきっかけになるのではないか?
社会復帰して、能力を発揮し、活躍される日が来ることを期待している。
風の余話
この度、民事信託専門士の資格を取得しました。
業務内容は家族信託の制度設計をして提案し、契約書類作成、そして、信託登記に繋げる仕事となります。
高齢化社会の中に有って、どのご家庭でも父が、母が、そして、ご自身が、妻が、将来高齢者になる時が来ます。そして、認知症発症の可能性が無いとは言えません。
その時に備えて、事前に対策を考える手助けをする事が、民事信託専門士の仕事です。
民事信託(家族信託)は民法の規定から離れる為、民法の相続編の適用が有りません。
又、成年後見制度のように高齢者が認知症発症してからの制度ではないので、裁判所との煩雑なやり取り関係等から解放され、一般の方々には使い勝手の良いものとなります。