2014/08/19 16:31:55
風の余話
お盆休みに子供たちが帰った後、長野県長野市松代町の象山地下壕を見学に出かけた。太平洋戦争末期、本土決戦に備え軍部が地下壕を建設し、構築し、大本営、仮皇居、政府機関、等を移す計画で進めた。1944年11月11日午前11時11分に発破がかけられたという。(いい日、いい時という縁起をかついだとのこと。他日の証言もある)
松代町には今回見学した、象山地区の他、舞鶴山地区(天皇の御座所、参謀本部等予定)、皆神山地区と3箇所の地下壕群が掘られ、総延長10Km余であり、全体で7割程度完成したところで終戦となった。
感心したのは、この地下壕群を1985年から調査、研究して、戦争遺跡「松代大本営」を平和のために公開するよう長野市長に働きかけたのは長野市の俊英高校の生徒さん達だと言う。そして、1990年、その働きかけに当時の市長が英断し、以来240万人の人々が訪れている。
若い人の力、情熱は素晴らしいものがある。陰にはそれを支援、指導した顧問の先生の尽力もあった。)
この日も、多数の人々、大人から子供まで様々な年代の人々が見学に訪れていた。又、小学校の担任先生と思われる方の見学申込みをしているところを妻が見ていた。
機会を見て、次は天皇御座所予定の舞鶴山地下壕を見学したい。
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