2015/10/20 9:00:21
風の余話
横浜市のマンション傾斜の問題。基礎杭が強固な地盤まで届いていないということである。工事データの改ざん、偽装が行われていたということで大きな問題となっている。高額なマンションを終の棲家として購入した人々には大変なショックである。宅地建物業者としては大きな関心をもって推移を注視している。全国にあるすべてのマンション入居者は疑心暗鬼となっていることであろう。不安な日々はいつまで続くのか?
以前にも耐震設計の偽装で社会問題になったこともあったマンション業界。信頼回復には時間がかかる。
偽装、改ざんといえば思い出したことが有る。先の通常国会。安全保障法案の参議院の委員会採決の議事録の問題。テレビ中継を見ていた限りでは、委員長の声は聴きとれず、何を採決したかも判然としなかったのは、テレビ中継を見ていた国民の知るところ。ところが採決されたと参議院事務局が議事録を作成したと報じられている。これも、大きく報じられなければならない問題なのに、新聞の片隅に掲載されて終わり。なんとも釈然としない。国権の最高機関がこのありさまであれば、あとは推して知るべしということか?
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