はなのうた
朝久しぶりの散歩をしました。桜吹雪の中を歩いていてふと思い浮かんだのは
「はなのいろは
うつりにけりな
いたずらに
わがみよにふる ながめせしまに」です。
しばらく散歩をサボっている間に、花は散り、ほとんど葉桜になっていました。あれほど、満開の桜の花の下を散歩しようと思っていたのに、でも中院と清雲寺の満開の桜を見たからいいかな。
つぎは
「さくらばな ちりかいくもれ
おいらくの こむというなる
みちまごうがに」
なんとなく、いまの心境に似ている気がいたします。
続いて
「いにしえの
ならのみやこの
やえざくら
けふここのえに
においぬるかな」
桜の花が満開の古都奈良を散策したくなるような華やかなうたです。
最後に
「夏が来れば 思い出す
遙かな尾瀬 遠い空
水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている 水のほとり
石楠花色に たそがれる
遙かな尾瀬 遠い空」
今の埼玉県の陽気は、尾瀬の5月から6月の陽気に似ています。市内の公園を散策し、薫風の中を歩いていると、まるで尾瀬ヶ原を歩いているときの感覚を思い出しました。
もうすぐ初夏、尾瀬の季節です。
箭弓稲荷ぼたん公園では、すでに牡丹が蕾をつけ、つつじは花が咲いているものもありました。
これから花いっぱいの季節になろうとしています。真面目に散歩をしようと思いました。
シクラメンは去年買ってきたのがまだ咲いています。一昨日2週間ほど水補給を忘れていたら、ぐったりして「もうだめか」と思いましたが、2日間水をたっぷり与え、新聞紙で囲っていたら、昨日復活しました。なかなかしぶとい花です。
秩父 清雲寺の枝垂桜 樹齢600年のものもあります 地図付
前から行きたいと思っていた清雲寺へ本日行って来ました
ナビ住所 埼玉県秩父市荒川上田野690 (あらかわかみたの)
コースは
関越東松山インター⇒同花園インター⇒・・・⇒皆野有料道路・・・⇒清雲寺
300円 410円 P500円
朝のラジオ体操を中止 出勤の支度をして7:00に家を出て8:00に清雲寺へ着きました。駐車場は寺から一番近いところへ駐車できました。車は私のだけでした。9:00に帰る時には5台とまっていました。駐車場のおばさんに聞くと今年は震災のためかお客さんが少ないのだと言ってました。
◎写真は2回クリックで最大となります。
樹齢600年と言われる枝垂桜
清雲寺のサクラ 教育委員会解説
地図
お寺の境内です
カメラマンがちらほら見えます
親切に教えてくれた人がいたので、その人の勧めで、山の上から境内の桜を見下ろした写真を撮ることにしました。杉の枝などが伸び過ぎて邪魔をしていましたが何とかきれいに撮れたと思っています。ありがとうございました。
南側の小高い山の中腹より
1時間ほど撮影してから、セブンイレブンで買ってきたおにぎり(3個300円)を食べて休憩後すぐに店に向かいました。途中このお寺は浦山ダムの近くであることがわかりました。来るときは気がつきませんでしたが。お昼頃になれば屋台の飲食店が開くのでしょうが、早朝はやはりコンビニで食料は用意したほうが良いでしょう。秩父は寒いので薄着は禁物ですよ。
浦山ダム
日高を通って帰るので、途中高麗聖天院と高麗家の枝垂桜も撮影しました。
高麗家のはもうほとんど葉桜になっていました。
聖天院高麗家枝垂桜
以上、出勤前の一仕事でした。
清雲寺の枝垂桜はあと2日くらいでしょうか、意外と客が少ないので、道路渋滞は無いかもしれません。本当はもっとゆっくりして岩魚や鮎の塩焼きなどを賞味したかったのですが・・・
コメント一覧*
No.3676 なまえ usiodaさんのコメント 2011/04/13 12:40:06
コメント本文
見事の咲き誇っている桜、圧巻です。
原子力発電について それなりの理解 原発計画は「付保」を前提とすべき
原発計画を立案するときは、設備も然ることながら、万が一の場合に保険金でリスクを回避できるよう、できれば外国のしかるべき保険会社の保険引き受けがあることを条件として検討すべきではないでしょうか。(設備復旧費用、損害賠償費用の負担を主な内容とします。)
なぜなら、政府諮問機関も保安院も、今回の事故を見れば全くチェック機能が働いていないと考えるからです。
今回の事故で、原子力発電とは、プルトニウムやウランが核分裂を起こす際の熱で水を熱し、それにより発生した水蒸気でタービンを回し発電するもので、この際に、水素やヨウ素や放射能といった「あぶないもの」を発生させるものだということが、何となく分かってきました。この核分裂は一度始まるとなかなか収束させることができず、相当長期間にわたって熱と「あぶないもの」を発生させ続けることも理解できました。
いわく、大変「魅力的」なエネルギー源ではあります。しかし「人類の平和と安全」と「引き換え」というのは困ります。
原発に関して、東電や政府が、あらゆる危険に対して、何重にも安全策をほどこし「原発は絶対に安全な施設」であるといい続けてきたらしいことも分かってきました。但し書きで「何百年に一度の地震や津波の場合は別ですが。」とか「想定外の災害の場合は別ですが」とかは言っていないと思います。言っていたら福島の人たちは原発に賛成しなかったに違いありません。
一部報道によれば、過去の歴史に鑑みて、地震や津波の危険に対処すべきだとの識者の意見を東電は「無視」し続けて来たと聞いております。安全に対し、コストパフォーマンス重視の結果、金のかけ方を適当なところで打ち切ってきたとのそしりは免れまいと思います。
最近のニュースを見ていても、東電や政府の御用学者は、「考えられる」最善の設備をし「最善」の対策をとってきた「つもり」だと述べていました。こんな言い訳が世間に通用すると思っているのか否か、定かではありませんが。
今後、原発に関しては「想定外」という言葉は「死語」にしていただきたいと思います。
思うに、原発に付保するとなると、保険会社には、莫大な保険料を獲得するビジネスチャンスではありますが、まかり間違えば会社存続の危機に直面することにもなります。検討の結果「保険の引き受けはできません。」ということであれば、原発の計画はやめればよいのです。今回の東電や政府の対応を見た保険会社は、今の日本の技術力、政府の判断能力では保険引き受けは自殺行為だと考え、断られるか、設備強化の条件付きで引き受けると言ってくることになるでしょう。
いずれにしても、「お気楽な」公務員の保安院や「欲ぼけ」与党の選出した御用学者のチェックよりは、保険会社のチェックの方が「確か」なものではないでしょうか。何しろ、会社の命運がかかっているのですから。
私は、過去に中古物件を仲介する際「10年に一度の台風の時は前の道路が冠水するかも知れません。」と言って売ったことがあります。なんとこの時は売ったその年に台風で道路が冠水しました。このときも床上浸水までには至りませんでした。買った方はその後20年位は水害はないようです。顧客と同じ地元で生活する不動産屋の方が良心的ということでしょうか。雲の上に住むお役人様とは違いますね。
東電と政府は、いわば「重要説明義務違反」でしょう。原発推進という「錦の御旗」の前に上記の赤い部分を飲み込んでしまったのです。
追記 平成23年4月12日
上記は、そのまま原発についての考え方として維持しますが、ネットの記述が正しければ、私は原発保険が実際にあるということを知りませんでした。ここにお詫びします。
ところでネットで検索した結果ですが、(まだ詳細は未確認)東電は保険に加入していたが、未確認 保険料が高いという理由で、2010年8月に保険契約の更新をしていないそうです。本当でしょうか?いわば、防護服なしで放射能いっぱいの地域へ突入するようなもので、しかも政府を含めすべての国民を道ずれに(未必の故意で)心中するようなことをやっていたようです。怖いですね。またチェルノブイリの周辺の土地は広範囲に立ち入り禁止になり「永久放棄地」となっているそうです。大前研一さんのユーチューブで゛のお話によると、福島も同様な処置になるようなのでびっくりしました。もっとも、保険に更新していたとしても、通常操業の場合の放射能もれのみの保障では保険はきかなかったかもしれませんが。東電は地震が無かったとしてもいずれ原子炉が壊れることを予想していたから無駄な保険料は払いたくなかったのかもしれないと考えるのはうがち過ぎでしょうか。とりあえず、日本経済新聞社に「原発保険」につき質問してみました。
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