ボヤっとしてないで住宅ローンの一部繰り上げ返済をした方がいい
パソコンがなくても簡単に一部繰り上げ返済効果の計算ができます。
(上記の表はエクセルで簡便に作ったものですが)
銀行から住宅ローンを借りた人は、上記のような返済予定表が送られてきます。
この予定表から、エクセルのような表計算ソフトを使わなくても、以下の算式で簡単に計算できます。
このケースは、30,000,000円を35年間 年利1%の金利で借りた場合の予定表です。
毎月84,686円の返済をしている人が、たまたま300,000円のまとまった余裕資金ができたと仮定します。
特に買うものもないから、何か高利の利殖でもしようか、外国定期預金の年利5%のものでも買おうかと思ったりしませんか。この場合年に15,000円相当の利子が付きますが、外貨預金の場合は為替差損や円転の場合の手数料、所得税などかかるので結構リスクもありますが、
これを住宅ローンの繰り上げ返済に回すと、121,490円の利息の返済が不要となり、上記の表では元金に301,929円を内入れすることになりますかが、単純に40.24%ですが、年利換算で実質的にはもっとえらい数字になります。
定期預金の場合は、預けてから1年しないと所定の利息は得られませんが、繰り上げ返済では、返済したとたんにこんな効果が得られるのです。
計算は たったこれだけ
表のケースですと、12月の残高から5月の残高を引くと5か月分の元金が算出できます。301,929円
毎月84,686円の返済なのでこれに5を掛けると5ヶ月分の元利返済合計金額が算出できます。423,429円
この数字から元金合計金額を引くと5か月分の利息支払い合計金額となります。423,429‐301,929=121,499円
最近は、ほぼどこの銀行でもインターネットバンキングで無手数料で面倒な手続きがなく繰り上げ返済ができるようです。
サラリーマンでボーナスが出た人はあれを買おうかこれを買おうかなんて「ボヤっとしてないで」住宅ローンの一部繰り上げ返済のことを考えた方がいいんじゃないでしょうか。
将来の生活設計に役に立つと思います。
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