いつでも帰っておいでよ
我が家の子供たちは、「こんな家に生まれて損した」「違う家に生まれたかった」と、どの子も心の叫びを私の前ではつぶやいておりました。ある若い方も、立派なご家庭で大切の育てられて上に、立派な教育を受けてこられたにも関わらず、「あんな家…」とつぶやかれたのを聞いたことがあります。どこの親御様もお子様のことを一番に考えられて、一生懸命子育てされても、子供さんの方は、よそのご家庭がうらやましいようで、誰もが思うことのようです。
にわかに流行りだした「親ガチャ」はガチャで手に入れた親を「まあ、これでいいや」と思いながら、机の上に飾っておいてくれるという意味だと勝手に思っています。
若者が育った家庭から旅立つ勢いは、親の考えに反発することもありますが、旅立った先で恋しくなるのもやはり親であり育った家であることは年長者なら誰でも経験があることです。遠い異国の地でこれまでにない生活をスタートさせる方にご自分らしさを発揮できるよう心からお祈り申し上げます。そして、今どきの親御さんと同じように「いつでも帰ってきていいんよ」と心の中では思っています。日本のいい所を誰よりも一番よく知っている彼女だからこそ、いつでも帰ってきて、異国の地で経験されたいろいろなことを糧に日本でもこれまでと違う形でご活躍いただきたいと思いますし、お父様やお母様がお元気な内に何度も帰ってご家族とワイワイお話しできるといいですよね。当たり前のことですけどね。
実りの秋
朝晩が涼しくなり、日中の秋晴れが心地よく感じられる今日この頃です。郊外では、お盆を過ぎたころから田んぼの稲が実っており今は稲刈りをされているところも見かけます。昨日のお墓参りでは、駐車場に丸くて大きなどんぐりが沢山落ちていました。そんな秋を肌では感じていたのですが、今日は不意を突かれてしましました。
物件の確認や写真どりで外の仕事も多いのですが、気が付くと、草の種だらけになっているのも、この季節ならではの「あ〜ぁ!」です。現地で気が付くといいのですが、会社まで着いたまま持って帰ってしまうこともしばしば。
この程度でも取るのに時間がかかるんです。小さいのに引っ付く力は「大」です。指先にもくっつくので悪戦苦闘です。草の種がくっつきにくい素材の服で仕事したいなと思いました。ワークマンの店員さんに相談してみようかな。