悲しい色やね
もう30年近くお付き合いのあるご年配の独身男性入居者さん。
入居当時50歳前の働き盛りの頃に入居され、当社に賃料を持参される際にはいつも冗談を言う気さくで陽気な方で20年もの間一度も支払いが遅れることもなく、10年前にアパートの取り壊しと同時に引き続き当社管理物件へと移られた。それからしばらくして体調を崩し、途中から保護を受けるようになった。保護受給の為、役所からの賃料振込となるのでほとんどお会いすることが無くなったが、時々来社されると最初誰か分からないほど変わってしまった。
声の張りは無く、覇気も感じられず、無精ひげの風貌の上、年々話される内容がなかなか要領を得ず、そのうち何度も同じ説明をしても把握して頂けないようになってしまった。人はこんな短期間で変わってしまうものなのかと衝撃を受けた。
そんなことさえ わからんようになったんか・・・お元気だった頃と重ね合わせつつ、ふと上田正樹の「悲しい色やね」のフレーズが静かに流れた・・・
頭でっかちで融通の利かない脳
スマホゲームで駐車場から車を場外へ移動させるパズルゲームがある。
日によってスラスラ解ける時もあったり、全く解けない時がある。また解けなかった面をしばらく経ってからプレイするとあっさりと解けたりするし、日によってはクリア度が異なる。日常生活でも仕事でも自分なりにあれこれ手順を考えて行動するのだが、途中で順番が前後してしまう時があり、そのまま仕方なく進めるとそちらの方がすんなりと進むことがあるのと同じで、目先をほんの少し変えるだけで驚くほど視界が開けることが少なくない。
つくづく54歳の頭でっかちで融通の利かない脳なんだろうな〜と思う。だからこのゲームが面白いとかではなく、これで少しでも脳がほぐれたらいいな〜と思ってるが、すぐに飽きてしまい、次にこれで「ほぐす」のだがすぐに飽きる・・・
今はこのパズルと四字熟語をやっているが、きっと時間の問題だろう。ほぐす前にこの飽きる癖も何とかしなきゃならないと思いつつ、結局のところ、人と話すことが一番の脳トレのような気がする。
球団別最高本塁打
ネットニュースで「12球団のシーズン最多本塁打・最多安打・最高打率」なる記事。
ジャイアンツの最多本塁打は王(55本・1964年)・最多安打は清水(191本・2002年)・最高打率はクロマティ(.378・1989年)から始まり、タイガース・バースの本塁打(54本・1985年)と打率(.389・1986年)、ドラゴンズの打率は1936年秋季の中.376と桁違いの古い記録が今も破られておらず、ベイスターズ・ローズの安打(192本・1999年)、カープ・水谷の打率(.348・1978年)、マリーンズ(オリオンズ)・落合の本塁打(52本・1985年)と打率(.367・1985年)、ライオンズのカブレラの本塁打(55本・2002年)と懐かしい選手名を目を細めていると、ファイターズで数十年ぶりに目にした選手名に感激してしまった。本塁打(45本・1980年)のトニー・ソレイタである。
当時ファイターズ友の会に入会していた時の主砲で、弱小チームながら彼はよくホームランを打っていた記憶がある。それが40年以上が経過し、本拠地もチーム名も変わったがまだ破られていないのは嬉しいものだ。
ただ今も日本記録であるバースの.389の最高打率は今後も破られないだろうな〜
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