映画:「アウトロー」
公開中の「アウトロー」を観に行った。
【解説】かつては元米国陸軍のエリート捜査官として活躍していた一匹狼、ジャック・リーチャー。携帯電話もクレジットカードも免許証も持たず、eメールすら使わない…。リー・チャイルドが描いたベストセラーシリーズで人気を博す時代錯誤なアウトロー、ジャック・リーチャーを、トム・クルーズ主演、クリストファー・マッカリー監督により見事に映像化した。完全なワナにはめられた元スナイパーの容疑を、ジャック・リーチャーとロザムンド・パイク演じる弁護士が見事に解き明かしていく。トム・クルーズ自身が運転する鮮やかなカーチェイスも見どころだ。ドイツの映画監督ヴェルナー・ヘルツォークが俳優として出演しているのも見逃せないところだろう。
観たくて観たくて仕方が無かった訳では無く、その夜に遅い開始時間の飲み会前にちょうど時間の合うのが、この映画だっただけである。トム・クルーズと言えばミッション:インポッシブルシリーズやナイト&デイの華麗で格好良いアクションのイメージが強いが、今作品ではアクションは少し控えめだった。でもやっぱり「トムは死なないだろう」と言う絶対的な安心感で少しだけ緊張感が薄れる。ストーリーはなかなかシリアスで面白いのだが、最後は嘘ぉ〜ん、それでいいの?って感じだった。
ヘレン役のロザムンド・パイクが最初の登場から次第に綺麗になって行くのは演出なのだろうか?
クライマックスあたりから、「ゴッドファーザー」でトム・へーゲン役のロバート・デュヴァルが登場していた。いや〜お元気そうで何よりである。
ちょうどぴったり20年前
娘の20歳の誕生パーティーは、先日娘と二人でランチに訪れたAGIOに決めた。
家族四人の都合が合う日が誕生日前日で、以前も書いたようにぴったり20年前と同じ「誕生日一日前」となった。
ここのピザを食べた翌日に生まれたので「体の一部はピザで出来ている」とか「あの時はあの席に二人で座った」などと20年前の話に花が咲き乱れる。注文した料理もお店の雰囲気も20年前と同じだったが、二人だったテーブルは四人席になり、注文したピザやパスタの数も20年前の倍以上だった
予約の際にその話をしていたので店員さんからとても感激されてしまった。
「もしかすると明日何かが生まれるかも知れませんね」と言い残し、お店を出た。
帰りに家族で撮ったプリクラには「20年間育ててくれて有難う」とのメッセージが入っていたが、いやいやこちらこそ20年間も楽しませてくれて有難うである。
これから四人のテーブルは年々少なくなり、20年前と同じ二人になる日もそう遠くはないだろうけど、そんな事はさておき、この夜は何とも感慨深く楽しい素敵な夜だった。
【明日27日(水)は定休日です】
4件の苦情
AKB48の篠田麻里子さんが、2月19日をもって福岡市のPRキャンペーン「カワイイ区」の区長を退任したことが明らかになった・・・との記事。
「カワイイ区」は福岡市の8番目の行政区として、2012年8月に設置された仮想の区で。設置と同時に福岡県出身の篠田さんは初代区長に就任した。カワイイというコンセプトで福岡の魅力をアピールする企画として、約1000万の予算で、サイトに登録した「区民」に店やイベントの情報・クーポンを配信している。2013年2月1日の時点で、区民は4万1559人となっていて、篠田さんは区創設時から無償で宣伝役を務めていた。
篠田さんの退任に至ったのは、カワイイ区そのものに対する苦情が原因。「カワイイ区は男女差別を助長するものではないか」といった4件の苦情を受け、福岡市男女共同参画審議会で議論が行われている。こうした議論で、カワイイ区のイメージが定着している篠田さんに迷惑をかけるわけにはいかないという判断から退任が決定したとのこと。後任の区長については、早急に選考を進めるとしている・・・とのこと。
わずか4件の苦情で・・・と思う人も多かったようだが、篠田さんが「無償」で就任しているので、行政側の対応もあながち間違っていないと思う。もし有償であれば対応も変わっていたかも知れない。街の活性化と郷土愛で始めた事業がわずかな苦情で潰される・・・何事も新しいことをやると必ず「揚げ足を取る」「重箱の隅を虫眼鏡で覗く」ような人たちを見掛ける。いつの時代でも一番悲しいのは「良かれと思ってやってみた」ものが違う方向で否定・非難されることだろう。そうなると何も始める気にもなれないし、最初からやらない方がいいと思ってしまう。
もう少し温かい目と広い視野と大きな度量で見守ってもいいんじゃないかな?と思う。
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