2013/04/04 9:48:19
国民栄誉賞のタイミング
政府はプロ野球の長嶋茂雄・読売巨人軍終身名誉監督と、巨人や米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏に国民栄誉賞を贈ることを決めた。
過去21名の受賞者の内訳はスポーツ8名(なでしこ含む)、文化・芸能等13名。そのうち生存中の受賞者7名(〃)はすべてスポーツである。そもそもが王選手のホームラン世界記録達成を祝して創設された賞で、スポーツでは記録達成や引退という節目で贈呈されるが、文化・芸能等はお亡くなりになって初めてその功績を称える為、スポーツの生存中の受賞が圧倒的であるのも頷ける。(ちなみに盗塁世界記録を達成した福本豊とイチローは辞退している)
国民栄誉賞の規約には「・・・広く国民に愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績がふった人物、団体の栄誉をたたえ」とあるので、長嶋さんの受賞は異論は全く無いだろうが、「創設以前」に活躍された場合は受賞のタイミングが非常に難しく、文化・芸能等と同様、今年1月にお亡くなりになった大横綱・大鵬と同じタイミングでの受賞となってしまう可能性が大きかったので、ダブル受賞を始め、遅すぎたを含めたタイミング等の異論があるが、今回は良かったのではないだろうか?それにしても我がジャイアンツから三名もの受賞者が出るなんて大したものである。
ちなみに最初にこのニュースを聞いた時、「(私のヒーロー)王さんは?」と思ってしまった・・・いや〜お恥ずかしい・・・
お問い合せ