ん?もしかして君は・・・
管理物件で境界線の立ち合いがあり、オーナーさんと同行した。
区役所の担当者と測量士、近隣地権者との三者で現地にて確認したのだが、説明をする区役所担当者にどうも見覚えがあった。誰だっけな〜と考えていると、彼の首からぶら下がっていたネームプレートを見てハッとした。高校時代の同級生だ。でもただの同性かも知れないので、まじまじと彼の顔を眺める。う〜ん同級生にも見えるし、違うと言われれば違うような・・・色々な角度や箇所で面影を探すのだが今ひとつ確信は無かった。しかし当時のままの独特の話し方で「やっぱり同級生だ」と確信を得た。
打ち合わせ後、彼に近づき、「覚えてる?」と名刺を差し出してみる。すると彼は名刺を見て「どこかで見た事ある顔だな〜と思ってた」とのこと。道路上での卒業以来約20年ぶりの再会。いや〜立派になったんだね〜
どうでもいい話だが「再会(さいかい)」を変換すると「最下位」が候補として出てくるのが少し面白い。
キラキラ橘商店街
仕事で年に一度だけ京島へ行く。本ブログでも過去に登場しているのだが、下町情緒溢れるこの街はとても好きな町のひとつである。今はスカイツリーのおひざ元として、下町の風景とツリーを重ねて撮影する人たちが多いらしい。
そして訪れる度に、「キラキラ橘商店街」へ行ってみたいと思っていた。昔ながらの商店街でよくテレビに取り上げられるほど有名な下町人情商店街であるが、私の勝手な想像でもう少し離れた場所にあると思っていた。それが今回すぐ近くにある事を初めて知った・・・と言うよりも真横だった。20年近く通っているのに・・・仕事を終えると、早速商店街を歩いてみた。
道幅は両脇のお店を覗ける申し分の無い広さで、その時点でワクワクしてしまう。
昼を過ぎていたので、余り人通りは無くのんびりとゆっくりと歩く。ただ店頭のおばさまに声を掛けられるのが苦手なので、そこだけは少しスピードを上げる。余り時間が無かったのでいつものように地元のパンを購入して、程良い長さの商店街を歩き切る。
コインパーキングへと戻ると、目の前には先日見たばかりのツリーがこっそりとこちらを見つめていた。今度ゆっくり来ようっと
映画:「しゃべれども しゃべれども」
「しゃべれども しゃべれども(2007年公開)」を観た。
【解説】、「一瞬の風になれ」で2007年本屋大賞に選ばれた佐藤多佳子の出世作。東京の下町を舞台に、ひょんなことから“話し方教室”を始めることになった落語家の青年、今昔亭三つ葉と、そこに通うワケありの3人を中心にした、不器用な人々の心温まる人間模様を優しい眼差しでさわやかに綴る純情青春物語。映画版の監督は「愛を乞うひと」「OUT」の平山秀幸。主演TOKIO国分太一・香里奈・松重豊・伊東四朗。
タイトルとあらすじだけで予約して観たので、国分君が出演しているとは知らずに観始める。タイトルはつい「歩いても 歩いても」を思い出させる。
落語の定番である「まんじゅうこわい」「火焔(かえん)太鼓」や私の好きな浅草演芸ホール・新宿末広亭・鈴本演芸場が登場し、舞台裏も落語好きには嬉しくなるような題材に加え、先日乗車した都電荒川線が頻繁に登場する下町風情満載の映画である。また国分君がしっかりと落語をしているところがとても好感が持てる。
様々な事情を抱えた三人が、話のプロである落語家に話し方を教わる・・・を中心でストーリーは進んで行くのだがだが、改めて話し方っ非常に難しい。話し方ひとつで面白い話も台無しになるし、選ぶ言葉ひとつで違った受け止め方をされてしまう。一番の特効薬は多くの人とたくさん直接話すことじゃないかな〜と思う。
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