2013年を振り返る〜世相
ボーイング787の耐空性問題から始まり、元横綱大鵬・長嶋監督と松井選手に国民栄誉賞が授与され、韓国大統領に同国初の女性大統領・朴槿恵氏が就任、第3回2013 ワールド・ベースボール・クラシックが開催され、出雲大社では60年ぶりの遷宮、世界遺産に富士山が登録され、第23回参議院議員通常選挙で自民党が65議席を獲得し、両院のねじれ状態が解消、国の借金が6月末時点で1008兆6281億円となり、初めて1000兆円を突破、老舗百貨店やレストランでの誤表示、スワローズのバレンティンが日本プロ野球新記録となるシーズン56本塁打とアジア新記録の57本塁打を達成し、東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設以来9年目で初優勝、猪瀬都知事の辞任・・・原発や近隣諸国との摩擦は今年も終結する気配も無い。
相変わらずコンプライアンスにがんじがらめになり、個人情報保護法は一体何を保護しているのか?今年もよく分からなかった。何でもかんでも足を引っ張る体質は今年も健在で、いくつもの新しい芽が根こそぎ引っこ抜かれた。また子供が子供を育ててると言われて久しいが、年々それを実感する機会が増えてその都度背筋が寒くなる。挨拶が出来ない人たち、礼儀を知らない人たち、付け焼刃の知識で文句を言う人たち、所構わず子供を連れて来る人たち、目先の損得だけで動く人たち、活きたお金の使い方を知らない人たち、ずるいことして得する事に躍起になる人たち・・・そんな親の背中を見て育つ子供は当然そんなどうしようもない大人に育つだろう。変な常識がまかり通る土壌がすっかり出来上がりつつある。
気になるのは四万十市で日本国内観測史上最高気温となる41.0度を記録したり、桜島で爆発的噴火があり、豪雨・台風そして日本には馴染の無かった竜巻等、今までは考えられないような自然災害被害であろう。
色々あった2013年であったが、今年は何と言っても9月に決まった「2020年東京五輪開催」であろう。 ただあと7年って微妙な長さである。物凄く先の話でもないが、手が届くほど近い訳ではない。
嫌なことも煩わしいことも少なくなかった一年であったが、とりあえず7年後のお祭りを楽しみにしたいものである。
【12/31(火)午後〜1/4(日)まで正月休みとさせて頂きます。】
お問い合せ